文楽を初心者も楽しめる!6月の鑑賞教室で名作を堪能しよう


文楽初心者向けの鑑賞教室が6月に開催
国立文楽劇場では、6月4日(木)~18日(木)に文楽鑑賞教室を開催する。「文楽は初めて」という方でも楽しくご覧いただける公演で、わかりやすい解説と見ごたえのある名作を堪能できる。
上演時は舞台上部に日本語字幕が表示される。さらに、配役・床本(上演の際の詞章)・まんがでのあらすじ紹介などが載った「公演パンフレット」と小冊子「文楽入門-鑑賞のしおり-」が無料配布されるため、この機会に伝統芸能デビューができる。
今年の演目は『団子売』と『双蝶々曲輪日記』
今年は子孫繁栄を願って踊る『団子売』と、義理と情の間で葛藤する家族の姿を描いた名作『双蝶々曲輪日記』から「八幡里引窓の段」を上演する。
『団子売』は、商売道具を担いで江戸の町中を歩く仲の良い団子売の夫婦が、杵と臼とを夫婦になぞらえて、子孫繁栄を願って踊る演目である。居並ぶ太夫と三味線での迫力のある演奏に、リズミカルな人形の踊りが相まって楽しい舞台が展開される。ただし、6月7日(日)と14日(日)に実施の「大人のための文楽入門」では『団子売』の上演はない。
文楽の魅力を実演解説で紹介
「解説 文楽へようこそ」では、文楽の三業である太夫・三味線弾き・人形遣いが一体となって作り上げる舞台芸術について、実際に出演している人形遣いが実演を交えた解説で紹介する。6月7日(日)と14日(日)の「大人のための文楽入門」では、人形遣いに加えて太夫・三味線弾きの実演と解説がある。
『双蝶々曲輪日記』は家族の絆を描いた名作
『双蝶々曲輪日記』の「八幡里引窓の段」は、京都の石清水八幡宮にほど近い八幡の里を舞台として、相撲の人気力士・濡髪長五郎が母を訪ねてくる。実は長五郎は恩人のために二人の侍を心ならずも殺害して逃亡中である。何も知らない母が長五郎との再会を喜び、二階に通したところへ、義理の息子の南与兵衛が代官所から帰ってきた。与兵衛は亡き父の跡を継いで郷代官に任命され、その初仕事に長五郎を捕らえるよう命じられていた。義理と親子の愛情の間で揺れ動く家族が互いに思いやって苦悩する様子が描かれた名作である。
チケット料金と申込方法
料金は全席均一で、一般4,200円、学生1,600円(税込)である。障害者の方と介護者1名は2割引となる(他の割引と併用不可)。インターネットでも学生料金・障害者割引による申し込みが可能である。チケット申込は国立劇場チケットセンター(午前10時~午後6時)で電話予約(0570-07-9900、03-3230-3000)またはインターネット予約(https://ticket.ntj.jac.go.jp/)で受け付けている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001188.000047048.html