FORMEIが北欧デザイン祭典「3daysofdesign」に初出展、2nd Collectionを発表


見えないものをかたちに——FORMEIの新作コレクション
デザインブランド「FORMEI」は、デンマーク・コペンハーゲンで開催される北欧最大級の国際デザインフェスティバル「3daysofdesign」に初出展することを発表した。今回発表される2nd Collectionのテーマは「Forming the Invisible — 見えないものをかたちに」である。
気配、重さ、時間の堆積、人の想いといった触れることができないものが、空間を静かに形成している。FORMEIが向き合うのは、その「見えないもの」をいかにかたちにするかという問いだ。本展示では、新作コレクションに加え、ミニマルで静かな美しさを空間全体で表現。素材感やシルエット、余白の美意識を通して、ブランドの世界観を体感できる構成となっている。
日本建築の構造知に学ぶデザイン思想
日本に古くから受け継がれてきた「運ぶ・組む・使い続ける」という構造の知恵は、モノと人が長く関わり続けることを前提に生まれた思想だ。建具は外され、柱は別の場所へ運ばれ、素材は形を変えながら次の空間へと受け継がれていく。そこには完成という概念がない。モノはつねに途中であり、人の手と時間の中でかたちを更新し続ける。
木は触れるたびに変わり、余白は人が入ることで意味を持ち、構造は動くことで空間を書き換える。見えないものは、固定されたかたちの中にではなく、変化のプロセスの中にこそ宿る。素材が持つ記憶、構造の中に生まれる空白、可動によって現れる新たな関係性——それらはすべて、見えないものがかたちを纏う瞬間だ。プロダクトも空間も完成しない。人・モノ・時間が交差する、その瞬間に空間は生まれる。
「3daysofdesign」での展示概要
展示会は2026年6月10日(水)から6月12日(金)まで、デンマーク・コペンハーゲン中心部にあるDen Frie(デン・フリー)にて開催される。Den Frieは125年以上の歴史を持つ木造の展示ホールで、1898年にアーティストのヴィルヘルム・フリスとその仲間たちによって建てられた。館内には6つの展示スペースがあり、その一角にてFORMEIは展示を行う。会場の最寄駅はØsterport(ウースタポー)駅である。
展示では、日常の中にある静かなひとときを切り取り、空間そのものを「体験」として感じていただける構成を目指している。来場者には日本のお酒やお茶を振る舞い、日本文化の空気感や時間の流れをゆっくり楽しんでいただける場をつくる。展示内で使用する器はすべて陶芸作家・中園晋作氏の作品であり、日常に寄り添いながらも静かな存在感を放つ器が空間全体に奥行きと余白をもたらしている。
北欧最大級のデザインフェスティバルとは
「3daysofdesign」は、世界各国のファッション・ライフスタイル・インテリアブランドが集結する、北欧最大級の国際デザインフェスティバルである。感度の高いバイヤーやプレス、クリエイターが来場し、新たなブランドやカルチャーを発信する場として注目を集めている。北欧らしい洗練された空間とミニマルな空気感の中で、ブランドの世界観を体感できる展示会だ。
今回、国際的なデザインメディアArkJournal(アークジャーナル)が主催・キュレーションを行う展示「DESIGN / DIALOGUE(デザイン・ダイアログ)」にて出展となり、国際的な感度の高い来場者へ向けてブランドの世界観を発信する。ArkJournalは、建築・インテリア・アート・ファッションを横断的に発信するコペンハーゲン発のデザインメディアで、北欧ならではの美学とミニマルな視点を軸に、世界的なデザインコミュニティから高い支持を集めている。
FORMEIについて
「FORMA=形」、「MEI=明/命」を意味するFORMEIは、思考の宿る「形」と時を超えて輝き続ける「命」あるデザインを意図するブランドである。「時間軸を横断する、彫刻的でありながら実用性を備えたプロダクト」をコンセプトに、空間に置くだけで美しく、使うほどに愛着が深まり、永く寄り添う存在として日常を豊かに彩る。本質を突き詰めたミニマルな造形と厳選された素材、そして職人の技と現代的なデザインの融合によって、時代を超えて愛される新たな家具の領域を創造する。素材の持つ質感や香り、形の力を通して、日常と非日常が交差する新しい空間体験をもたらす。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000159745.html