樫本大進がクスマウルの志を受け継ぐ!《四季》新録音で30周年を記念


師の魂を受け継ぐ樫本大進による《四季》の新録音
ベルリン・フィルハーモニー・レコーディングスから、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第1コンサートマスター・樫本大進によるヴィヴァルディ《四季》の新録音がリリースされる。本作は2025年に収録され、《四季》出版300周年およびベルリン・バロック・ゾリステン創立30周年を記念する特別なリリースである。
ベルリン・バロック・ゾリステン創立30周年の原点回帰
ベルリン・バロック・ゾリステンは1995年に、ベルリン・フィルのメンバーと古楽界の主要奏者が「モダン楽器で歴史的奏法を実践する」という革新的な理念のもとに結成された。当時、ベルリン・フィルではバロック音楽がほとんど演奏されていなかったが、第1コンサートマスターのライナー・クスマウルのバロック音楽への情熱が大きな推進力となった。ヴァイオリニストのライマー・オルロフスキーは、今回の録音について「実は《四季》は、30年前に結成した直後に最初に録音した作品でした。大成功を収めたのは、当時の第1コンサートマスターであり、アンサンブルの共同創設者でもあったライナー・クスマウルの存在が大きかったのです。今回、クスマウルに師事した樫本大進さんと共に再び《四季》を録音できることを、とても嬉しく思っています」と語っている。
クスマウルの薫陶を受けた後継者・樫本大進
樫本大進はジュリアード音楽院、リューベックでザハール・ブロン、そしてフライブルクでのクスマウルのもとで研鑽を積み、数々のコンクールで受賞した。2009年、30歳でベルリン・フィルの第1コンサートマスターに就任し、ソリストとしても国際的に活躍している。樫本はベルリン・バロック・ゾリステンとの共演について「オーケストラで日頃から一緒に演奏しているので、自然に呼吸が合います。クスマウル先生から受けた影響は、私にも、このアンサンブルにも共通しており、それが強い結びつきになっています」と述べている。
30周年記念の特別な仕様とリリース情報
本アルバムのジャケットには、画家ヨハネス・イッテンによる《Vier Jahreszeiten》を用いたコラージュ作品を採用。付属のブックレットには、樫本大進とライマー・オルロフスキーのインタビューに加え、《四季》300周年を記念したベンジャミン・プアによるエッセイを収録している(日本語訳付)。収録は2025年1月22日から25日にB Sharp Studiosで行われ、収録時間は56分49秒。品番はBPHR-260541(SACD Hybrid)で、販売価格は6,600円(税込)、2026年5月27日発売予定である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000166601.html