児童向けノンフィクション『もしも明日、ぼくの足がなくなったら』児童福祉文化賞推薦作品に選出


児童福祉文化賞推薦作品に選出された注目の児童書
株式会社学研ホールディングスのグループ会社、株式会社Gakkenが発行する児童書『もしも明日、ぼくの足がなくなったら』(著:舟崎泉美)が、令和8年度「児童福祉文化賞推薦作品(出版物部門)」に選出されました。2026年5月18日(月)に開催された「令和8年度 児童福祉文化賞 表彰式」で表彰を受けた本作は、足を失った5人への貴重なインタビューに基づくノンフィクション作品です。
5人の人生から学ぶ、義足と車いすの日常
本書は年齢も性別も異なる5人へのインタビューから生まれた児童向けノンフィクションです。病気や事故によって足を失い、車いすや大腿義足、下腿義足、股義足とともに生活する5人が、どのように現実を受け入れ、どのような毎日を送っているのかを描きます。中学2年生で骨肉腫と診断され足を切断したみなみさん、生後9か月で右足を膝上から切断した柚稀くん、16歳のときの事故で両足を失ったsakiさん、29歳のときに左足のケガで膝下から切断したケイさん、20歳で発症した病気が原因で31歳で左足を太ももから切断した須川さん。彼らの言葉からは、足を失ったあとの不安や葛藤だけではなく、義足や車いすとともに暮らしながら自分らしい生き方を見つけていく姿が見えてきます。
小学校高学年向けに丁寧に構成
本書は小学校4~6年生向けに作成されており、子どもたちにも読みやすい構成になっています。義足の種類や特徴をイメージしやすいよう、カラーイラストによる解説ページも収録し、子どもたちが障がいのある人を身近に感じるきっかけとなる内容です。足を失った人たちの思いや日常を知ることで、障がいについて考える入口として、また身近な人と話し合うきっかけとしても活用できます。
児童福祉文化賞について
「児童福祉文化賞」はこども家庭審議会が推薦する児童福祉文化財の中から、「出版物」「舞台芸術」「映像・メディア等」の3部門について、「児童福祉文化賞」と「児童福祉文化賞推薦作品」を選定・表彰するとともに、児童の健全育成に貢献した活動に対しても「特別部門」として表彰するものです。主催・共催はこども家庭庁、(一財)児童健全育成推進財団、(公財)児童育成協会です。
著者・舟崎泉美からのコメント
著者の舟崎泉美さんは「この度は『もしも明日、ぼくの足がなくなったら』を児童福祉文化賞推薦作品に選んでいただき、大変光栄に思います」とコメント。取材を通じて「助ける側と助けられる側は決して一方通行ではなく、誰もが互いに支え合いながら生きているのだと強く感じました」と述べており、本作は取材にご協力いただいた方々と、執筆する著者が互いに支え合う中で生まれた作品であるとしています。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000008941.000002535.html