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箱根リトリートで森のドローイング体験、クリエイターが描く滞在の時間

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アイデア
報道発表
プレスリリースより

森の中で「一回きりの空気」を描き留める新企画

神奈川県足柄下郡箱根町仙石原に位置するフォレストリゾートホテル「箱根リトリート före & villa 1/f」は、森と共に過ごす滞在を通じて日常から離れた時間を提供している。澄んだ空気と深い森の静けさ、四季折々に表情を変える自然環境の中で、訪れる人それぞれの感覚や過ごし方に寄り添いながら、新たな気づきや発想が生まれるきっかけとなる時間を育んでいる。

当ホテルが展開する「クリエイターアンバサダープログラム」の第3弾として実施されるのが、「森の滞在ドローイング」である。本企画では、クリエイターが実際にホテルに滞在しながら、ラウンジや共用部の一角で公開形式のドローイング制作を行う。完成した作品を展示・鑑賞することを目的とするのではなく、その日の天候や時間帯、森の音や光、そこに居合わせた人の気配といった「一回きりの空気」を、その場で描き留めていくのが特徴である。

宿泊者が目にする制作の時間そのものが価値

制作は、滞在の流れを妨げないかたちで静かに行われる。宿泊者は、制作の様子を自由に眺めたり、ふと足を止めたりしながら、館内に「何かが静かに起きている」気配を感じ取ることができる。鑑賞を強制しない、押しつけのない距離感も、この企画の大切な要素である。

時間の重なりを可視化する表現の試み

当ホテルが大切にしているのは、何かを体験させることよりも、自然とともに過ごす時間そのものである。森の中で時間を重ねることで、感覚が少しずつひらき、「何かをしたくなる」余白が生まれていく。「森の滞在ドローイング」は、そうしたこの場所のあり方と呼応するように生まれた。描かれていくドローイングは、滞在の経過とともに少しずつ増えていき、まるで森のように「育っていく」表現となる。完成形を急がず、時間の重なりそのものを可視化する試みなのである。制作された断片は、後日、読みものや記録としてまとめられ、旅の記憶を持ち帰るためのかたちとして展開されることも想定している。

クリエイターは槇久美子、作家・イラストレーター

クリエイターアンバサダーを務めるのは、comic_keema/コミックキーマ(槇久美子)である。神戸を拠点に活動する作家・イラストレーターで、日常の中でふと立ち上がる感情や身体感覚、人のふるまいの輪郭を、線やことばで掬い取るように表現している。ドローイング、イラストレーション、エッセイ、ZINE制作など、描くことと書くことを行き来しながら、その場に流れる気配や、言葉になる手前の感覚を残すことに関心を持つ。近年は、妊娠・出産を通して生まれた身体の記憶や、暮らしの中の小さな観察をもとにした制作も行っている。

プログラムの詳細と今後の展開

展示期間は制作終了後、約2週間の館内展示を予定している。宿泊者は制作の様子を自由に眺めたり、タイミングが合えばクリエイターと会話を交わしたりできる。完成した作品を鑑賞するだけでなく、目の前で線が生まれていく時間そのものを楽しめる、開かれた企画となっている。制作後の作品は、一定期間館内に展示したのち、ファイルなどにまとめ、宿泊者が自由に閲覧できる形式を予定している。あわせて、作品を1枚ずつデータ化し、ホテル公式Instagramにて公開される予定である。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002045.000016207.html