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岩井圭也『水よ踊れ』5月28日発売、香港舞台の痛切な青春小説

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小説
報道発表
プレスリリースより

恋人の死の謎を追う、最注目作家の傑作がついに文庫化

株式会社新潮社は、岩井圭也による『水よ踊れ』を5月28日に新潮文庫より発売した。単行本版刊行時に書店員から熱いメッセージが寄せられた本作が、ついに文庫化となる。

本作は、香港で育った少年・瀬戸和志が建築を専攻する留学生として香港に戻ってくる物語である。彼の真の目的は、恋焦がれた少女・梨欣(レイ・ヤン)の墜落死の謎を解くことだ。返還間近のこの地で、さまざまな想いを抱いた男女と友情を結び、ときに反目しながら、和志は真相へと一歩ずつ近づいていく。

書店員からの熱い評価が集まる傑作

岩瀬書店富久山店の吉田彩乃さんは「この世界で生きるすべての人への永遠の課題が詰まっている」とコメント。ジュンク堂書店滋賀草津店の山中真理さんは「著者の切なる思いがあふれ迫ってくる、ものすごい気迫の圧倒的傑作」と評した。精文館書店中島新町店の久田かおりさんは「指先から感じた熱が消えないうちに、誰かに手渡さなければ!」と述べ、さわや書店本店の栗澤順一さんは「今後10年、いや20年と読み継がれる物語だと感じています」と語っている。

直木賞候補、最も注目される作家の作品

岩井圭也は2018年に『永遠についての証明』で野性時代フロンティア文学賞を受賞し、作家としてデビューした。直木賞候補、度重なる映像化を経て、現在最も注目される作家として知られている。『文身』『完全なる白銀』『楽園の犬』『われは熊楠』『夜更けより静かな場所』『汽水域』『あしたの肖像』『拳の声が聞こえるか』など著書多数を手がけており、「最後の鑑定人」「横浜ネイバーズ」などシリーズ作品も手がけている。

中国返還直前の香港を舞台にした群像劇

本作は、彼女がビルの屋上から転落し命を失った17歳のその年から始まる。留学生として再び香港に戻ってきた瀬戸和志は、かつて恋していた梨欣の死の謎を追い始める。だが、その行く手にはさまざまな闇が口を広げていた。真の自由とはなんだ。志は実現できるのか。中国返還直前の香港を舞台に、二度とない季節のなかで揺れ動く男女の群像を描く、痛切きわまる青春小説である。ラスト、熱い涙が溢れる傑作として、読者の心をつかむ作品となっている。

書籍情報

【タイトル】『水よ踊れ』【著者名】岩井圭也【発売日】5月28日【造本】文庫版【定価】1045円(税込)【ISBN】978-4-10-106951-7

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002948.000047877.html