AI駆動型開発で生産性革新へ、ニーズウェルが研究開始


生成AIを開発全工程に活用する新手法
株式会社ニーズウェルは、生成AI技術を活用し、システム開発の全工程において生成AIを実行エンジンとして活用する「AI駆動型開発」の手法を検証・確立する研究開発を本格的に開始しました。同社はこれまでも開発プロセスの高度化に取り組んできましたが、生成AIの進化により、設計・実装・テスト・運用に至るまで、開発全体をAIが支援・自動化する新たな段階に入ったと捉えています。
DX推進に伴う開発課題への対応
ソフトウェア開発は、DXの進展に伴い、その重要性が一層高まる一方で、人材不足や開発期間の短縮、品質確保といった課題が顕在化しています。AIを活用した開発支援技術は、こうした課題に対する生産性向上の鍵として注目を集めており、本研究開発は開発ライフサイクル全体を対象にAI活用の検証および実用化を推進します。開発プロセスを通じて蓄積されるナレッジを同社固有の技術資産として体系化し、継続的な生産性向上と高付加価値化を実現させるのが狙いです。
7つの期待される効果
本研究開発では、複数の効果が期待されています。要件整理、設計補助、コード生成、テスト自動化へのAI適用により、開発工数の削減とリードタイム短縮を実現させるほか、バグの未然防止やコード品質の均質化、ヒューマンエラーの削減により品質向上を図ります。さらにエンジニアをアーキテクチャ設計やUXデザイン設計などの高付加価値領域にシフトさせ、開発アウトプット全体の価値を向上させることが可能になります。
また、AIを活用した開発プロセスの整備により属人性を抑制し、大規模開発における安定性を確保します。開発サイクルの短縮により市場投入までのリードタイムを圧縮し、顧客ニーズへの対応力強化と競争優位性の確立につなげる方針です。自然言語による要件定義やプロトタイピングを通じてノンエンジニア人材の参画を促進し、組織全体のデジタル対応力向上を実現させることも視野に入れています。
社会実装に向けた展開
本研究開発の成果については、社内システムの開発や自社サービスおよび顧客向けソリューションへの展開を進めます。あわせて、産学連携やパートナー企業との協業を通じ、AI駆動型開発の社会実装を推進する予定です。同社は持続的かつ信頼性の高いAI活用の実現に向け、セキュリティやガバナンスなど、AI倫理の対応を前提とした開発体制の整備を進める方針です。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000473.000092586.html