京都精華大学が2028年に通信制の創造情報学部を開設予定


デジタル技術と表現で社会課題に向き合う新学部
京都精華大学は、創立60周年を迎える2028年4月に、通信教育課程として「創造情報学部 創造情報学科(仮称・設置構想中)」の開設を予定している。2027年1月に設置認可申請を行う予定だ。
現在、生成AIをはじめとするデジタル技術は急速に進化し、社会のあり方を大きく変えている。一方で、技術の習熟度による情報格差や複雑化するサービス設計、コミュニケーションの分断など、「人間とテクノロジーの関係」をめぐる課題も顕在化している。こうした時代に必要なのは、単に技術を扱うことができる人材ではなく、「何を、誰のためにつくるのか」を考え、使う人の感覚や体験に寄り添いながら、技術を社会へ実装できる人間である。
情報工学とクリエイティブ領域を横断的に学修
創造情報学部では「デジタル技術と表現で、やさしい世界をつくる。」をコンセプトに、情報工学を基盤としながら、人に届く表現や体験設計までを視野に入れた教育を展開する。AI、プログラミング、データサイエンス、クラウドコンピューティングなどの情報工学分野に加え、ゲーム、Webデザイン、3Dアニメーション、マンガ表現など、京都精華大学ならではのクリエイティブ領域を横断的に学ぶことになる。
本学部では「技術をやしなう」だけでなく、「その技術をどのように人へ届けるのか」「どのような体験として設計するのか」までを重視する点が特徴だ。
3つの学びの柱で実践的な教育を実現
創造情報学部では「情報工学」「表現」「社会とつながるプロジェクト」の3つの学びを展開する。土台となる「情報処理」の基礎の上に「数理・AI」「ICT」の2つの領域で情報工学を体系的に習得することをめざし、プログラミング、データサイエンス、クラウドコンピューティングなど、現代社会の要請に直結する科目を基礎から応用まで段階的に学ぶ。
また「表現リテラシー基礎」「クリエイティブ表現」「情報と社会」の3領域によって、情報工学で学んだ技術をどのように使い、何を伝えるかを深化させ、スキル習得にとどまらない創造的な発想力を育みます。さらに情報工学と表現の学びを活かし、新しいアイデアを形にするプロジェクト型学修に取り組み、社会と連携しながら多様な人と協力して課題解決に挑む。
通信制で働きながら学べる環境
開設時期は2028年4月予定で、教育形態は通信制(オンライン)である。学位は学士(創造情報)となり、入学定員は1年次入学150名、3年次編入学50名で収容定員は700名を予定している。入学時期は春(4月)と秋(10月)の年2回で、年間学費は420,000円の予定だ。想定される進路はAIエンジニア、Webエンジニア、データサイエンティスト、UX/UIデザイナー、ゲーム・インタラクティブコンテンツ制作、デジタルマーケティング、プロダクト企画、Web・メディア制作など多岐にわたる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000231.000011014.html