インディーズアニメの魅力とは?ABEMAの「PRISMation Film Fes. 2026」でクリエイター陣が語る創作の本質


「PRISMation Film Fes. 2026」で次世代アニメの未来を発信
ABEMAが展開する「Project PRISMation」は、次世代アニメクリエイターとともにオリジナルアニメ作品の創出を目指すプロジェクトである。2026年5月17日、ユナイテッド・シネマ豊洲にて初のリアルイベント「PRISMation Film Fes. 2026」が開催された。本イベントには、『Poppin-Play Kitchen』『Gluttony』『ザ・ホラーズ・ホラー・ホーム』といった「Project PRISMation」発の作品をはじめ、『彼女と彼女の猫』『フミコの告白』『マイリトルゴート』『PUPARIA』『LUCA』など、インディーズアニメシーンを彩ってきた名作・話題作全23作品が劇場の巨大スクリーンで上映された。
クリエイター陣が自主制作アニメを作り続ける理由を語る
イベントではスペシャルトークセッションも実施され、『PUI PUI モルカー』を手掛ける見里朝希氏、『PUPARIA』で高い評価を得る玉川真吾氏、YOASOBIやAdoのミュージックビデオを手掛ける藍にいな氏ら、インディーズアニメシーンを牽引するクリエイター陣が登壇。自身の作品に込めた思いや、商業アニメとの違いなど、クリエイター視点ならではの深いトークが展開された。
玉川真吾氏は「インディーズアニメって、基本的には誰にも求められていないので、それを勝手に作るっていうのは個人的な道義があるのかなと思う」とコメント。一方、藍にいな氏は「ずっと作りたい気持ちが溜まっていって、今これを作らないと人生後悔すると思って作った」と自主制作を決めた当時を振り返り、「『LUCA』は本当に自分のための作品だったので、自分がどう生きていきたいかすごく答えが出た」と語った。
見里朝希氏は、映画祭の重要性を強調し、「映画祭に応募していなかったら『PUI PUI モルカー』も作れていなかったし、監督として今ここにいなかったかもしれない」と自身のキャリアを振り返った。
『Poppin-Play Kitchen』の続編制作決定を発表
第1部では声優・山本和臣がスペシャルゲストとして登場。『Poppin-Play Kitchen』でPちゃん役を務めた山本は、アフレコ時の裏話や役作りについて語ったほか、イベント内で『Poppin-Play Kitchen』の続編制作決定が発表された。山本は「収録のときは(続編は)決まってなかった。『Poppin-Play Kitchen』が第1弾作品ということで、これをきっかけにどんどん次に繋がってほしいと思います」と喜びをコメント。描き下ろしの新規ビジュアルも解禁され、会場を盛り上げた。
初となる企画公募を開始、次世代クリエイターにエール
イベント内では、「Project PRISMation」初となる企画公募の開始も発表された。募集するのは「短編オリジナルアニメの企画」と、その先の未来を描く「展開案」である。応募資格はプロ・アマチュア、年齢、性別、国籍を問わず応募可能。選ばれた企画には、短編オリジナアニメの制作支援のほか、プロモーションや商業展開まで、作品を世界へ届けるための包括的なサポートが提供される。応募締切は2026年8月31日(月)23:59(日本時間)である。
見里氏は「学生の頃だったら絶対応募したいなと思う。羨ましいです」とコメント。玉川氏も「これを機会に暴れてもらったら。やるからには、普通とは違うものをやった方がいいと思います」と、次世代クリエイターへエールを送った。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003317.000064643.html