BME分野の革新的研究を表彰、第3回神戸賞授賞式を神戸で開催


独創的な研究に光を当てる『神戸賞』、BME分野で4名が受賞
公益財団法人 中谷財団は2026年5月31日(日)、神戸ポートピアホテルで『第3回神戸賞』の授賞式を開催しました。BME(Bio Medical Engineering)分野における革新的で独創的な研究を推進する研究者たちが表彰され、314名の来場者が受賞者の栄誉を祝いました。
大賞・Y.I.賞受賞者と受賞研究の内容
今年の大賞は、理化学研究所の宮脇敦史氏が受賞しました。光と生命との相互作用を探究し、バイオイメージング分野に革新をもたらした研究が高く評価されました。一方、Young Investigator(Y.I.)賞には、理化学研究所の川口喬吾氏、東京科学大学の藤枝俊宣氏、理化学研究所の竹岡彩氏の3名が選ばれました。川口氏はトポロジカルな細胞動態の発見、藤枝氏は生体融合型デバイスの創製、竹岡氏は脊髄回路を介した運動記憶形成について、それぞれユニークな研究を展開しており、将来性が嘱望される実力派揃いです。
式典を彩った書家と音楽家による表現
授賞式では、書家の木下真理子氏とジャズアーティストの広瀬未来氏が登場し、『神戸賞』のメッセージである「独創に光を。」を揮毫と音楽で表現。伝統と革新が交差するステージで、式典の開幕を華やかに彩りました。受賞者には点灯機能を組み込んだユニークなトロフィーが授与されました。
次世代研究者の育成に注力するポスターセッション
授賞式に続き、第2部では兵庫県内のSSH校を中心とした中高校生によるポスターセッション「KOBE SCIENCE NEXT」を初開催しました。次世代を担う若い研究者たちが自ら取り組む研究内容をポスター形式で発表し、第一線の研究者から直接質問やアドバイスを受ける貴重な機会となりました。
研究者と来場者が交流する「神戸賞サロン」
ポスターセッション終了後には「神戸賞サロン」を開催し、受賞者や審査委員をはじめとする第一線の研究者と来場者が気軽に交流できる場を提供しました。分野や世代を超えた対話が行われ、中高校生が研究者へ直接質問する姿も見られ、新たな接点が生まれました。
第4回神戸賞の募集開始
中谷財団では、第4回神戸賞の表彰対象となる研究者の推薦を募集します。募集期間は2026年6月1日(月)から7月31日(金)までで、BME分野における医療や健康に貢献する独創的でイノベーティブな研究が対象となります。学会・大学・研究機関から候補者の推薦を受け付けており、基礎から応用まで幅広い研究領域の参加を呼び掛けています。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000119957.html