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PR TIMES新校正機能で炎上リスク検知、朝日新聞社AIと連携

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報道発表
プレスリリースより

朝日新聞社の文章校正AI「Typoless」がPR TIMESに搭載

株式会社PR TIMESは2026年6月2日(火)、プレスリリース配信サービス「PR TIMES」のプレスリリースエディターに、株式会社朝日新聞社が提供する文章校正AI「Typoless(タイポレス)」と連携した新たな校正機能を実装し、提供を開始いたしました。朝日新聞社が新聞製作の現場で培ってきた校正の知見を取り入れ、機能が強化されています。

新しい校正機能では、朝日新聞社「Typoless」と連携し、約21万個の校正ルール辞書を活用するほか、炎上リスクや差別表現・ステレオタイプを助長しかねない表現を検知します。さらに同音異義語の使い分けや表記揺れなどの提案も追加されました。

炎上リスク・ステレオタイプ検知で社会的配慮を強化

プレスリリースは企業による公式の文書として発表されるため、事前にミスを防ぐための確認が重要です。PR TIMESは、プレスリリース作成に慣れていない方でも安心して発表できるよう、プレスリリースエディターの機能を磨き続けてきました。

2024年9月には、プレスリリースの文章を整えることに特化した校正機能のアップデートを実施し、曜日の校正、語尾の統一、二重否定や冗長表現、特定の商標や差別語の検出などをエディター上で行えるようにしました。

一方で、入稿時には気がつけなかった不適切な表現や炎上の可能性のある表現が、公開後に発見され、取り下げや訂正に至るケースは依然として一定数発生しています。メディアの情報源ともなるプレスリリースに不適切な表現が含まれることで、機会損失や企業への信頼を損なう可能性につながります。

今回のアップデートでは、これまでの校正機能で搭載していた指摘項目に加え、炎上リスク・ステレオタイプ(性別・年齢・国籍など)といった社会的な文脈の判定による指摘を追加することで、今まで気づけなかったような部分にもあらかじめ気づいてご自身で表現を工夫できる環境を整えます。

新聞社の知見をプレスリリース作成に活かす

Typolessは、朝日新聞社のメディア研究開発センターが開発した文章校正AIです。朝日新聞の膨大な記事校正履歴データを学習したAIに、約21万個の校正ルール辞書を搭載しています。誤字脱字や表記揺れに加えて、炎上リスクや差別表現・ステレオタイプを助長しかねない表現も指摘できることが特長で、2025年度グッドデザイン賞を受賞しています。

PR TIMESはTypolessのAPIを活用し、プレスリリースエディター上で校正提案が表示される機能を実装しました。新聞社が長年培ってきた言葉の知見を、企業が情報発信を行うプレスリリースの現場へと落とし込むことで、書き手が一人で判断するには難しい配慮すべき表現にも、第三者の視点で気づきを促せるようにしています。

校正機能アップデートの3つのポイント

今回のアップデートでは、2024年9月の校正機能を基盤としつつ、Typolessとの連携によって機能が強化されています。第一に、校正ルール辞書が拡充され、約21万個のルール辞書を活用できるようになります。新聞社の現場で培われた、より細やかな指摘が可能になり、助詞や同一接続詞の連続使用、副詞の漢字表記の指摘など、文章を読みやすくするための提案を行います。

第二に、特定の商標や差別語の検出だけでなく、社会的な文脈における炎上リスクや、無意識のうちに差別・ステレオタイプを助長しかねない表現も検知の対象に加わります。「男まさり」(性別間の優劣)、「キーマン」(特定の性別への偏り)といった例が挙げられます。

第三に、書き手自身でも判断に迷う同音異義語の使い分けについて、文脈に応じた指摘が行われるようになります。「初めて」「始めて」、「異議」「意義」といった使い分けが支援されます。

書き手の表現を尊重する校正機能の設計

校正は本来、書き手が書いた文章をよりよい表現へと導くための支援です。本機能は、誤りや配慮すべき表現を「気づく」ことに重きを置き、最終的に直すかどうかの判断は書き手に委ねます。提案を受け入れるかどうかは、書き手自身が確認したうえで選択できる柔らかな表示となっており、書き手の表現意図を尊重しながら、より安心して公開できる状態へと近づけることを目指しています。

Typolessはあらゆる文章を対象に設計されていますが、一般的な文章作法とプレスリリースの作法は異なる場合があります。PR TIMESで公開されている約500万件の発表データをもとに分析したところ、情報を端的に伝えることを重視するプレスリリースでは、短めのテキストが頻出する傾向がわかりました。PR TIMESは朝日新聞社と協議しながらプレスリリースに即した指摘ルールの選定・調整を進め、書き手の表現意図を尊重した提案ができるよう、継続的なチューニングを行ってまいります。

プレスリリース原稿の情報セキュリティ体制

PR TIMESはプレスリリースエディターを提供するにあたり、ご利用企業の皆様に安心してご利用いただけるよう、機密情報の保護を最優先に運用してまいりました。Typoless連携にあたっても、プレスリリース原稿のデータの取り扱いについて朝日新聞社との間で厳格な取り決めが行われています。

朝日新聞社側にプレスリリース原稿は保存されません。本機能はTypolessのAPIを利用したもので、書き手がプレスリリースエディター上で作成・編集した原稿のうち、校正処理に必要なテキストは、暗号化された通信(HTTPS/TLS)を介してTypolessのAPIへ送信されます。送信されたテキストは、校正処理の完了後、朝日新聞社のサーバー上にデータとして保存されることはありません。

API経由で送信されたプレスリリースの本文・タイトル等のテキストデータは、Typolessや朝日新聞社が開発・運用するAIモデルの学習データとして使用されることはありません。書き手が執筆した文章が、他社のプレスリリースの校正提案に反映されたり、AIの再学習に組み込まれたりすることはありません。また、PR TIMESのプレスリリースエディターからTypolessのAPIまでの通信は、エンドツーエンドでTLS暗号化されており、送受信される校正対象テキストは、第三者が経路上で内容を読み取ることができない設計となっています。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001671.000000112.html