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宮島達男の光のアート『時の海』東北に2029年美術館開館へ

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報道発表
©Atelier Tsuyoshi Tane Architects(プレスリリースより)

宮島達男『Sea of Time - TOHOKU』日本橋で公開実証実験

現代美術家・宮島達男が手がける「時の海 - 東北」プロジェクトの公開実証実験が7月4日から東京・日本橋三井ホールで開催される。福島県富岡町に2029年の開館を予定する「時の海 東北 美術館」での恒久展示に向けた最終検証プロセスであり、実際の展示に最も近い光のアート空間を体験できる貴重な機会となる。チケットは2026年6月4日(木)10:00よりアート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」で販売開始される。

東日本大震災の鎮魂を祈るアートプロジェクト

「時の海 - 東北」プロジェクトは、東日本大震災をきっかけに宮島達男が企画したもので、震災の犠牲者の鎮魂と記憶の継承、未来を共につくることを願うアートプロジェクトである。3,000名の参加者が生命の永遠性を象徴する「9から1」へとカウントする数字のLEDカウンターガジェットに想いを込めてタイムを設定。その「時間」と「想い」が集積することで完成する作品《Sea of Time - TOHOKU》は、22.5×40mの水盤のなかで3,000個のLEDが光り輝き、静かに波打つ東北の海を想起させる。完成した作品は美術館に恒久設置され、人々の記憶と祈りを未来へとつなぐ光の海として輝き続けるのである。

美術館建築と実証実験での重要な検証

今回の実証実験では、「LEDの光の密度と空間のバランス」「外光による作品鑑賞への影響」「暗所環境での鑑賞動線および安全性」といった作品完成と美術館建築に直結する重要なプロセスを検証する。美術館の建築設計を手がけるのは建築家・田根剛で、大地にそっと抱かれるような円環状の建築が周囲の地形と静かに呼応しながら自然と一体となる設計が特徴だ。敷地面積は36,744㎡でサッカーコート約5面分に及び、福島県双葉郡富岡町の海が望む高台に位置している。

入場料は美術館設立準備に充てられる

展示会期は7月4日(土)から7月12日(日)で、各回50名の事前予約制。入場料は1,800円(税込)で、この収入は全て「時の海 東北 美術館」の設立準備に充てられるため、本展示に参加することで美術館の設立に携わることができる。同時に7月5日(日)には関連トークイベント「『時の海 東北 美術館』が拓く、これからの未来の風景」が東京ミッドタウン八重洲で開催予定で、宮島達男、建築家・田根剛、グラフィックデザイナー・長嶋りかこが登壇する。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000386.000038948.html