『Another World』米国劇場公開決定、アヌシー映画祭で高評価を獲得


日本原作のアニメ映画、米国での劇場公開が決定
デジタルハリウッド大学大学院の「日本IPグローバルチャレンジ・プロジェクト」から生まれた長編アニメーション映画『Another World(世外)』が、2026年6月5日より米国にて劇場公開されることが決定した。本作品は西條奈加氏による小説『千年鬼』(徳間文庫)を原作とし、香港のアニメーションスタジオPOINT FIVE CREATIONS LIMITEDとの国際共同制作により実現した作品である。
国際映画祭での高い評価と受賞実績
『Another World』は2025年春に完成し、6月には世界最大規模のアニメーション映画祭であるアヌシー国際アニメーション映画祭2025の「アウト・オブ・コンペティション/ミッドナイトスペシャル」部門でワールドプレミアを迎えた。その後、10月にはシッチェス・カタルーニャ国際ファンタスティック映画祭2025の「ニュー・ビジョンズ」部門でも上映され、海外映画祭から高評価を受けている。
香港・台湾での興行成功と受賞
海外映画祭での成功を経て、10月29日から香港より世界興行がスタートし、公開初週に1位を記録した。また、長い歴史を持つ台湾・金馬国際映画祭では台湾・金馬獎【最優秀長編アニメ映画賞】を受賞。香港では「香港電影金像奨」で最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞を含む8部門にノミネートされるなど、アジア地域での高評価が続いている。イギリス、マレーシア、台湾、ベトナムなど世界各地での公開を経て、いよいよ米国での公開となる。
日本の幻想文学を国際市場へ
本作品は、過去と未来の狭間に存在する幻想の世界「世外」を舞台に、人間の記憶と魂の行方を描いた物語で、時間は110分41秒。日本の幻想文学に根ざした原作世界を、香港のアニメーション技術と融合させ、国際市場に向けた映像作品として構築された。監督はトミー・カイ・チュン・ン、プロデューサーはポリー・ユンが担当している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002679.000000496.html