パルコ×講談社の共同プロジェクト「渋谷スペイン坂編集室」始動


ものがたりから新たな体験価値へ
株式会社パルコと株式会社講談社は、ものがたりを起点に新たな体験価値を創出する共同プロジェクト「渋谷スペイン坂編集室」を始動する。パルコはファッション、アート、演劇、音楽、映画などを通じて都市に文化との出会いを生み出し、リアルな場における体験価値を編集してきた。講談社は文芸、学術、マンガ、雑誌をはじめとする多様な出版活動を通じて、時代を象徴する数々のものがたりを世の中に届けてきた。
本プロジェクトは、講談社が培ってきた編集力、作家との関係性、出版・流通の知見と、パルコが持つ都市・店舗におけるイベント、展覧会、商品の企画・開発力を掛け合わせている。ものがたりを「読む」だけで終わらせず、「見に行く」「参加する」「手に取る」「熱を持つ」という体験へと広げていく取り組みとなる。作品そのものを生み出すだけでなく、人の心に届いたひとつの種火が世界を熱狂させていくまでの過程を設計し、継続的にIPを創出・育成していく。
新マンガ雑誌創刊と展覧会開発
第一弾の取り組みとして、マンガ雑誌を刊行し、作家にフォーカスをあてた展覧会を実施する。また、新しく世界をつくるものがたり(マンガ)の持ち込み企画を8月上旬渋谷PARCOにおいて開催する。加えて、商品開発、映像開発など、多面的な展開を進めていく。新雑誌から生まれる作品や、両社で注目している作家の表現を、展覧会やイベントとして展開していく予定だ。作品世界、作家の思想、制作のプロセス、時代性を、空間の中で感じられる体験として構成する。マンガ作品の読者に加え、アート、ファッション、音楽、映画など幅広いカルチャー層にも届く企画を開発し、作品との新しい出会いを生み出していく。
商品開発とメディアミックス戦略
マーチャンダイジング開発にも取り組み、作品の世界観を手に取れるかたちにする商品化を進める。単にキャラクターやビジュアルを商品化するのではなく、作品の思想や空気感、読後に残る余韻まで大切にしながら、日常の中で楽しめるプロダクトを企画していく。ファッション、雑貨、コラボレーション商品など、パルコのリテール企画力と講談社のコンテンツ編集力を掛け合わせ、作品の楽しみ方を多面的に広げる。スタジオやメディアとの連携も視野に、映像化・ゲーム化等メディアミックス可能なIPとして育成していく。
両社の協業実績と新たな展開
パルコと講談社は、2019年の渋谷PARCO建て替えプロジェクトにおける「AKIRA ART WALL」や、「攻殻機動隊」の原作者・士郎正宗氏の展覧会企画などを通じて協業を重ねてきた。今回の取り組みは、両社の協業関係をさらに発展させ、新たな文化創出の基盤をつくり出すものである。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003913.000003639.html