伊藤智生監督、ステージ4の闘病を映画化『StageⅣ』試写会開催


40年ぶりの映画化、末期がんとの闘いを妻と共に描く
1987年の伝説的自主映画『ゴンドラ』で世界を驚かせた伊藤智生監督が、40年の時を経て手がける監督第2作『StageⅣ』の緊急試写会を、2026年6月26日(金)にテアトル新宿にて開催する。本作は、伊藤監督自身が肺がん「ステージ4」の診断を受けたことを機に生まれた実話に基づく夫婦の物語である。
30年の約束がついに実現、夫婦で挑む映画制作
主治医から撮影を大反対されながらも「何としても最後まで撮り切る」と宣言した監督と、21歳の頃から30年以上にわたり映画への約束を待ち続けた女優・朝岡実嶺が、ともに1本の映画を完成させた。朝岡実嶺は主演・プロデューサーを務め、末期がんを宣告された夫を「絶対に治す」という強い意志で支え続けながら、制作全体も担っている。
「食」を通じて描く生と死の最前線
物語の核を成すのは「食」をめぐる夫婦の攻防である。牛肉・糖分・塩分を徹底排除した食事療法に挑む朝岡と、濃い味に慣れ親しんだ伊藤監督の衝突と和解が、リアルな筆致で描かれる。監督は「壮大なヒューマンドラマではなく、食事の味が薄い・濃いという地味なけんかの連続こそが、生と死の最前線」と語っている。抗がん剤治療と脳への放射線治療を受けながら撮影が続けられた。
妻の生命力と思いをバトンに、生きることを描く
監督は「一番描きたかったのは『死』ではなく、妻の生命力と思い」と述べている。末期がんを宣告された夫を支え続ける妻の姿に、生きることへのバトンが込められている。夜中にセリフを覚え、三人芝居の公演も控えながら支え続ける朝岡実嶺の姿が、本作の中心となっている。
試写会の開催概要とクラウドファンディング
試写会は2026年6月26日(金)19時30分よりテアトル新宿にて開催。伊藤智生監督と朝岡実嶺が登壇し、試写会後にアフタートークと合わせて実施される。本作の制作費・試写会開催費用を募るクラウドファンディングがCAMPFIREにて実施中で、目標金額達成の有無にかかわらずリターンをお届けするAll-in方式で、2026年7月31日(金)まで受け付けている。試写会チケットはクラウドファンディングのリターンとしてのみ提供される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000184463.html