読書の本質を問い直す。難波優輝『本とは何か』6月17日発売


読書とは何か――哲学者・難波優輝の新著が問いかけるもの
「本を読むってそんなに偉いのだろうか」――この素朴な疑問をきっかけに誕生した一冊が、『本とは何か』である。『物語化批判の哲学』で鮮烈な単著デビューを飾り、話題作を次々と執筆してきた若手哲学者・美学者の難波優輝さんが、今回挑むのは「読書の哲学」という未踏領域である。複数の書店員から投げかけられた疑問に真摯に向き合い、読書することの本質を根本から考え直すという前代未聞の試みが本書だ。
「読書とはパフォーマンスである」という革新的概念
難波さんが提唱するのは「読書とは〈パフォーマンス〉である」という概念である。小説、人文書、マンガからハウツー本、楽譜、レシピまで、幾多の学問領域を渡り歩きながら、あらゆる本について考察していく。本を読むことが無条件によいものとされる現代において、読書の意味を根底から問い直す本書は、読者の「読書」観を大きく変えることになるだろう。
伊藤亜紗さん、藤田真央さんから推薦コメント到着
本作への推薦コメントを寄せたのは、東京科学大学教授で美学者の伊藤亜紗さんと、国際的に活躍するピアニストの藤田真央さんである。伊藤亜紗さんは「ラディカルかつ天真爛漫な著者の思考にどこまでもついていきたい。まっすぐに本質をとらえ、さらりと意表をつくナナメの読書哲学。」とコメント。藤田真央さんは「楽譜を読み解き、しかしそうして紡ぐ音色がピアニストそれぞれに異なるように、私たちは本を読む時、自分なりの『読書というパフォーマンス』をしているのだと気付かされました。」と語っている。
6月17日発売、新書判で1,043円
『本とは何か』は2026年6月17日(水)に発売される。新潮新書から刊行され、定価は1,043円(税込)である。著者の難波優輝さんは1994年兵庫県生まれ。神戸大学大学院人文学研究科博士前期課程を修了し、分析美学とポピュラーカルチャーの哲学を専門とする。本書は、書店という「故郷」から生まれたこの作品がどのように読者に迎え入れられるのか、その未来が期待される一冊となっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002978.000047877.html