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山口晃『趣都』が大賞受賞、高島屋・東神開発都市文化賞2026決定

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報道発表
プレスリリースより

第1回受賞作が決定、大賞は山口晃『趣都』

株式会社高島屋と東神開発株式会社が設立した「高島屋・東神開発都市文化賞」の第1回受賞作が決定した。大賞には山口晃氏の『趣都』(講談社、2025)が選ばれ、審査員6名による特別賞6作品も選出された。

本賞は2025年に刊行された著作物を対象に、推薦委員約100名により選書された94作品の中から、審査委員長の五十嵐太郎氏を含む審査員6名による厳正な審査を経て決定している。このたび受賞作発表を記念し、特設サイトの開設やトークイベント、「都市文化」をテーマにしたブックフェアの開催を予定している。

大賞受賞者・山口晃氏からのコメント

受賞者である山口晃氏は、画廊の担当者からの受賞報告を受け、最初は未知の賞ではないかと不安を感じたという。しかし「東神」の前に「高島屋」という企業名があり、審査委員長が五十嵐太郎氏であることを知り、安心したと述べている。一方で、自身の受賞作が五十嵐氏の論考を参照していることや、高島屋との過去の仕事経歴があることへの懸念も語った。最終的には「往々にして作品は作者より利口である」と述べ、開明なる審査員諸氏の選考を信じて受賞の栄誉に浴することを決めたとコメントしている。

6名の審査員による特別賞も決定

大賞の他、各審査員による特別賞として6作品が選ばれた。五十嵐太郎氏の「技芸が響きあうバザールワールド賞」には有馬恵子『京都出町のエスノグラフィ ミセノマの商世界』(青土社、2025)、大山顕氏の「オスカー賞」には梅川由紀『ごみと暮らしの社会学 モノとごみの境界を歩く』(青弓社、2025)が選ばれている。また小田原のどか氏の「反照と継承賞」には大坂拓『写真が語るアイヌの近代「見せる」「見られる」のはざま』(新泉社、2025)、木ノ下裕一氏の「聴こえない声を掬いとる賞」には内海潤也他著『ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山城知佳子×志賀理江子 漂着』(公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館、2025)が選出された。瀧波ユカリ氏の「都市と身体賞」は小川公代『ゆっくり歩く』(医学書院、2025)、富永京子氏の「都市への想像力賞」は加藤耕一『建築のラグジュアリー 物質と構築がつむぐ建築史』(東京大学出版会、2025)が受賞している。

記念トークイベントとブックフェアを開催

受賞作発表を記念し、大賞受賞作『趣都』の著者・山口晃氏を招いたトークイベントが予定されている。第1弾は2026年7月19日(日)18~20時に高島屋グループ本社ビル8階ホールで開催。山口晃氏と五十嵐太郎氏、瀧波ユカリ氏による対談が行われ、オンライン配信も予定されている。第2弾のスピンオフ企画「架空(ガクウ)の話」は2026年8月8日(土)14~16時の開催で、山口晃氏と大山顕氏、電線愛好家の石山蓮華氏が参加する。

また丸善日本橋店2階では、2026年6月13日(土)から7月31日(金)にかけてブックフェアを開催。受賞作やノミネート作品約100点の他、審査員6名が選ぶ「都市文化」に関する書籍約180作品、合計約300点が展示される。限定ブックカバーや部数限定の小冊子も配布予定である。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001482.000069859.html