茶器と酒器と喫煙具で「のむ」を表現、逸翁美術館で2026年秋開催


飲・呑・喫の三つの「のむ」に焦点を当てた展覧会
阪急文化財団が運営する逸翁美術館は、2026年9月19日から11月23日にかけて、特別展示IV「のむ―茶器と酒器と喫煙具―」を開催する。本展覧会では、水やお茶といった日常の水分補給から、酒類や煙草といった嗜好品まで、人間が生きる上で欠かせない「のむ」という行為に着目した。茶碗やカップで「飲む」ための道具、徳利や盃で酒を「呑む」ための用器、そして煙草を「喫む」ために使用する喫煙具など、三つの「のむ《飲、呑、喫》」に注目した作品を展示する。
逸翁美術館について
逸翁美術館は、現在の阪急阪神東宝グループの創業者である小林一三の雅号「逸翁」を冠し、1957年に開館した。2009年に現在地に移転し、逸翁が収集した5,500件の美術工芸品や約22,000枚の役者絵等の歌舞伎関連資料などをもとに、年数回の企画展を開催している。会場は大阪府池田市栄本町12-27で、阪急宝塚線池田駅下車徒歩10分の場所にある。
講演会やギャラリートークなど関連イベントが充実
展覧会に関連して、守屋雅史大阪市立東洋陶磁美術館前館長による講演会「飲む・呑む・喫むためのやきもの―日本での展開を中心に―」が2026年10月24日に開催される。また、担当学芸員による展示室内でのギャラリートークは10月17日に実施される。館内にある椅子式の茶室「即心庵」では、表千家同門会大阪支部の先生方のお点前による薄茶と和菓子でおもてなしする呈茶を、展覧会開催期間中の日曜日に実施する。
観覧料と開館情報
観覧料は一般700円(割引・団体500円)、学生(高校生以上)500円(割引・団体400円)、中学生以下は無料である。開館時間は10時から17時まで、入館は16時30分までとなっている。毎週月曜日が休館だが、9月21日、10月12日、11月2日、11月23日は開館し、9月24日、10月13日、11月4日は休館となる。
3館連携イベントでさらに楽しめる
テーマのひとつである「呑む」に因んで、酒ミュージアム(白鹿記念酒造博物館)と市立伊丹ミュージアムとの連携イベントも実施される。両館は江戸時代に酒づくりで繁栄した兵庫県西宮市と兵庫県伊丹市にあり、同時期に開催される展覧会を巡るスタンプラリーとミュージアムトークが企画されている。スタンプラリーでは、3館のスタンプを集めた方に3館の記念品をセットにしてプレゼントする予定である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002540.000005179.html