バウムクーヘンAI職人THEO、パリへ進出―ジャパンエキスポ2026で漫画展開


AI職人THEOがフランスへ初進出
株式会社ユーハイムが開発したバウムクーヘンAI職人「THEO(テオ)」は、2026年7月9日から12日にかけてフランス・パリで開催される日本文化イベント「Japan Expo Paris 2026」に出展することが決定した。また、ルーヴル美術館の地下にあるBadiani Louvre店にも派遣されることが決まり、フランス・パリへの進出はTHEOにとって初の試みとなる。
手塚治虫ファンが描く「The O piece」
今回のパリ出展では、ユーハイムオリジナル漫画「The O piece(ジ オー・ピース)」(フランス語版タイトル「L'HISTOIRE DES 3 THEO」)が中心となる。この作品は手塚治虫の『アドルフに告ぐ』に描かれた神戸を舞台に、バウムクーヘンを巡る絶望と希望の物語を描いている。漫画家の池原しげと先生は、手塚治虫の『鉄腕アトム』に感動したことをきっかけにマンガ・アシスタントになった人物で、今回のジャパンエキスポのためにフランスに渡仏し、サイン会を開催する予定である。
イベント期間中の充実した企画
ジャパンエキスポの期間中には、複数の企画が用意されている。プロ紙芝居師のヤムちゃんによる「3人のTHEOの物語」というダイナミック紙芝居が演じられるほか、最終日の7月12日にはトークショーが開催される。池原しげと先生と脚本家桜小路むつみ先生によるこのトークショーでは、モデレーターとして日仏の漫画文化に精通しているフレデリック・トゥルモンド氏が登壇し、ドローイングショーも実施される。
来場者向けのグッズと配布物
本イベントのためにThe O pieceのフランス語翻訳版が1万冊製作された。2,500部は出版社ブースで配布され、残りの7,500部はユーハイムブースおよびパリ市内で配布予定である。また、バウムクーヘンもブースで配布が決定し、ユーハイムやThe O pieceのオリジナルグッズが当たるガシャポンも設置される。すべて無料で参加できる。
Badiani Louvre店でのコラボレーション
Badiani Louvre店ではTHEOのバウムクーヘンとBadianiのジェラートを組み合わせた商品が販売予定である。ジャパンエキスポ期間中は、店舗内観がThe O pieceでジャックされ、バウムクーヘンと漫画冊子が配布される。パリ市内でTHEOのバウムクーヘンを食べられるのはこの店舗だけとなり、The O pieceの世界観に浸りながら楽しむことができる。
THEOの技術と背景
THEOは約5年の開発期間を経て誕生したAI職人である。ユーハイムの熟練職人のほか、ロボット工学の研究者やAIの専門家、デザイナーなど様々なプロフェッショナルの協力により実現した。職人が焼く生地の焼き具合を各層ごとに画像センサーで解析し、その技術をAIに機械学習させることで、無人で職人と同等レベルのバウムクーヘンを焼きあげることができる。昨年夏からはドイツにも導入されており、マインツではフードトラックでの運用が行われている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000211.000034027.html