発売即重版!難波優輝『本とは何か』読書の哲学が問い直す


読書の意味を根本から問い直す話題作
『物語化批判の哲学』で鮮烈な単著デビューを飾った若手哲学者・美学者の難波優輝氏が、新たに挑むのは「読書の哲学」である。新書『本とは何か』は発売からわずか5日で重版が決定し、その注目度の高さが伺える。
本書の執筆のきっかけは、複数の書店員から投げかけられた「本を読むってそんなに偉いことなんでしょうか」という疑問だった。難波氏は、読書の効用について語られることはあっても、そもそも「本を読むとは何か」という根本的な問いが見落とされていることに気付く。本を読むことがよいのか悪いのかを語る前に、まず「本を読むとはどういうことなのか」を根本に立ち返ることが必要だと考えたのだ。
パフォーマンスとしての読書を考える
難波氏が提唱する「読書とは〈パフォーマンス〉である」という概念を手がかりに、本書は小説や人文書、マンガからハウツー本、楽譜、レシピまで、あらゆるジャンルの本について考察を重ねていく。読書のポジティブキャンペーンばかりの現代において、「良いところばかりではなく悪いところも認識してはじめてちゃんと本を愛することになる」という著者の視点は、従来にない読書論を展開している。
紀伊国屋書店新宿本店でトーク&サイン会開催
本書の発売を記念して、2026年6月28日(日)午後2時30分から紀伊国屋書店新宿本店9階イベントスペースで「難波優輝と『本とは何か』を考えるトーク&サイン会」が開催される。書店員を交えた座談会も予定されており、本を読むことの本質について、著者とともに考える時間となるだろう。参加費は1,500円(入場料金)である。
著名人からの推薦コメント
美学者の伊藤亜紗氏は「ラディカルかつ天真爛漫な著者の思考にどこまでもついていきたい。まっすぐに本質をとらえ、さらりと意表をつくナナメの読書哲学」とコメント。国際的に活躍するピアニストの藤田真央氏は、楽譜を読むように本を読むという自分の経験を通じて「誰もが経験したことのある『読む』という行為に新たな視点を与えてくれる」と本書の価値を述べている。
書籍情報
『本とは何か』は2026年6月17日発売。著者は難波優輝(1994年兵庫県生まれ)。新書判で定価1,043円(税込)。ISBN番号は978-4-10-611128-0である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003065.000047877.html