博多祇園山笠「十二番山笠ソラリア」2026年奉納、菅原道真と筑紫君磐井を表現


博多の夏を彩る「十二番山笠ソラリア」、来年も奉納
西日本鉄道は2026年7月1日から14日まで、商業施設「ソラリアプラザ」1階のイベントスペース「ゼファ」にて、博多祇園山笠の飾り山笠「十二番山笠ソラリア」を奉納・披露する。ソラリアの山笠は1991年の奉納開始以来、表の飾りは歌舞伎や地域の歴史を、見送りは西鉄沿線や九州圏内の歴史をテーマに展開してきた。
表に「道明寺丞相名残之段」、菅原道真公の物語を表現
本年の表標題は「道明寺丞相名残之段」である。菅原道真公が自ら彫った木像が、政敵・藤原時平の放った刺客から身を守るという奇跡の物語で、菅原道真公の後半生を題材とした『菅原伝授手習鑑』の一段に基づいている。同作は『仮名手本忠臣蔵』『義経千本桜』と並び称される歌舞伎三大名作の一つとして高い人気を誇る。表の飾りを担当するのは博多人形師・西山陽一氏である。
見送りは「筑紫君磐井」、古代九州の豪族を描く
見送りの標題は「筑紫君磐井」である。現在の八女市福島周辺を本拠とした豪族・筑紫君磐井は、『日本書紀』『古事記』『筑後国風土記』にも名を残す古代九州の有力豪族である。6世紀前半(527~528年)に大和朝廷に対して反乱を起こした「磐井の乱」は、日本古代史上最大級の内乱の一つとされている。見送りの飾りを担当するのは博多人形師・下川貴士氏で、山大工棟梁は野中力氏が務める。
博多人形絵師・置鮎正弘氏を偲ぶメモリアルコーナー設置
今回は2025年11月にご逝去された博多人形絵師・置鮎正弘氏を偲び、「十二番山笠 ソラリア」の展示の横にメモリアルコーナーを併設する。故・置鮎正弘氏には2004年から21年間にわたり「ソラリア」の表飾りを担当していただいた。メモリアルコーナーには置鮎氏来歴をまとめたパネルや、これまでの作品を展示する予定である。
天候を気にせず鑑賞できる飾り山笠、毎年多くの来館者でにぎわう
当社が奉納・披露する飾り山笠は、天候を気にすることなくさまざまな角度からお楽しみいただけることから、毎年多くの来館者の方にご好評をいただいている。今年も、ぜひソラリアプラザ「ゼファ」に足を運んでいただき、福岡の夏の風物詩・博多祇園山笠の迫力を体感してほしい。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000958.000017692.html