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伝統工芸産地の未来を担うプロデューサー育成「ゼロ門」第2期受講生募集

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報道発表
プレスリリースより

富山県の伝統産業を舞台にした人材育成プログラム「ゼロ門」とは

富山県高岡市を拠点とするツギノテ実行委員会と株式会社ROLEが共同運営する「ゼロ門」は、伝統産業の産地で持続的な発展に取り組むプロデューサー人材の育成を目的としたプログラムである。令和7年度の第1期では13名を輩出し、その実績と学びを活かしながら、第2期のプログラムはさらに実践的な内容へとブラッシュアップされた。

本プログラムが目指すのは、従来の都心を拠点とする専門職ではなく、産地内で活躍する人材の中から、産地や自社の資源を自ら整理し、プロデュースに挑戦するマインドを身につけた人物の輩出である。時代と地域の状況に合わせた地方都市型の産地プロデューサーの育成に注力している。

第2期プログラムの特徴と実践的カリキュラム

第2期は2026年8月上旬から2027年3月末まで富山県内で開催予定である。全6回に渡り、産地や地域で活躍するプロデューサーを講師に招き、3つの重点項目に注力する。1つめはスキル習得の土台となる「マインドセット」の育成、2つめは実際のケーススタディを通じた実戦的な事業計画づくり、3つめは交流・視察を通じた産地内コミュニティづくりである。

第2期の特徴として、実践重視のカリキュラムに加え、充実したネットワーキング機会の提供が挙げられる。伝統工芸事業者や職人との交流、工房視察ツアー、受講生のアイディアに合わせた事業者とのマッチングなど、現場に根ざした学びの機会が提供される。また第1期生との交流機会も加わり、リアルな先輩の知見からも学べる環境が整備されている。

プロデューサー人材が産地に必要とされる理由

伝統産業の産地全体は長期に渡る規模縮小に直面している。ツギノテ実行委員会は、産地の未来を繋ぐ「継ぎ(次)の手」を産地高岡から見出すべく2023年から活動を開始した。人材不足や市場縮小の状況が続く業界では、産地内のみでは新しい役割を育てることが困難な状態にある。

本プログラムでは、「産地プロデューサー」を職人の技術とディレクターの表現力を広げるための「出口」を生み出す者と定義している。新たなビジネスモデルの構築には、現場の資源を活用しながら新たな価値へと転換し、販路を拡げ、持続的な発展を推進できる人材が不可欠である。長期的育成ロードマップをもとにマインド育成に注力し、実践の場を提供することで、確実な人材輩出を目指している。

募集概要と説明会情報

募集人数は15名~20名で、参加費は社会人3万円、学生1万円(税抜)である。対象者は富山県の伝統工芸の活性化に意欲のある方であり、県内外・伝統工芸事業者を問わない。応募締切は2026年7月31日(金)18:00で、応募条件として富山県内で開催される全プログラムへの現地参加が必須となる。

プログラム参加を検討する方向けにオンライン説明会が開催される。日程は①2026年7月14日(火)11:00-12:00と②2026年7月16日(木)16:00-17:00である。開催方法はZoom(オンライン)で、プログラムの説明と質疑応答が行われる。申し込みはGoogleフォームから可能である。

第1期生からの実績と成果報告

第1期を修了した受講生からは具体的な行動変化が報告されている。受講生は「売ることだけでなく、その先にいる人や地域へどのような価値を届けられるかを考える姿勢が身についた」と述べ、受け身から主体的な行動へと意識が転換したことを明かしている。また別の受講生は「『なぜやるのか』を要件定義することこそがプロデューサーの役割だという気づきが最も印象深い学び」と語り、受講後に北陸の地域資源を活かしたプロジェクト「HKコネクト」を立ち上げ、県産材を活用したボールペンの商品化に向けて取り組んでいる。所属企業からも、ものづくりを「製品を売る」だけでなく「社会課題を解決する手段」として捉え直す姿勢の重要性が認識されている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000142170.html