DX推進を牽引した6名を表彰、日本DX大賞2026個人表彰が決定


DX推進の「個人」を初めて表彰する新設制度
一般社団法人日本デジタルトランスフォーメーション推進協会(JDX)は、「日本DX大賞2026」において新たに個人表彰の受賞者を決定した。これまでの組織・事業単位の表彰に加え、DX推進の現場で実際に活動を牽引した「個人」の取り組みに光を当てるもので、今年度より新設された制度である。76件の応募から選考委員会による厳選な選考を経て、4つの賞において計6名の受賞者が選出された。
受賞者6名と各賞の受賞理由
DXリーダー賞は、豊田市上下水道局の岡田俊樹氏と株式会社GHIBLIの坪内知佳氏の2名が受賞した。岡田氏は衛星とAIを用いた水道管の「健康診断」という海外技術を全国で初めて導入し、漏水調査のコスト・補助金ゼロでスタートアップとの実証を重ね、「デジ田甲子園2023」内閣総理大臣賞の受賞や国土交通省KPI採用へ導いた。坪内氏は一次産業の現場でデジタル化を進め、地域内の多様な関係者をまとめて漁業の現場における変革と地域活性化への高いインパクトを生み出した。
DXエキスパート賞の奥田正浩氏(同志社大学理工学部教授)は、画像工学と機械学習の専門性を活かし、コマツとの連携で壁紙識別アプリ「かべぴた」を開発。従来数時間を要した品番特定を数秒に短縮し、3万ダウンロードを記録するなど、研究室発スタートアップ「VIG LAB」を通じて研究成果の社会実装を実現させた。
AIインパクト賞はタキヒヨーの山口比奈子氏が受賞。非エンジニアながら独学とリスキリングでAWS認定資格を取得し、生成AIを活用してBI基盤や需要予測などを内製化。全社で月450時間の工数削減とAWS公式事例化を実現し、AIによって個人の能力が大きく拡張され得ることを自ら実証した。同賞はGoogle Workspace×AI研究家のまじん氏も受賞。生成AIを活用した「まじん式プロンプト」を考案し、プレゼン資料作成の効率化手法をnoteなどで無償公開・継続的にアップデートしながら発信している。
エバンジェリスト賞は平山建設の平山秀樹代表取締役が受賞。明治34年創業の地方建設会社の4代目として、ツール導入にとどまらないリテラシー教育に取り組み、稟議を1週間から1時間へ、現場記録を990分から20分へと短縮。千葉県の建設会社として初めて経済産業省「DX認定事業者」に選定され、地域へDX実践の連鎖を生み出した。
2026年7月23日に表彰式を開催
受賞者の表彰式は2026年7月23日(木)11時から12時にかけて、「日本DX大賞2026サミット&アワード」内で執り行われる。開催会場はTODAホール&カンファレンス東京(東京都中央区京橋)で、イベントは7月22日(水)から23日(木)の2日間にわたって開催される。来場参加は事前登録制で参加費は無料となっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000160.000115435.html