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小川哲『君が手にするはずだった黄金について』本屋大賞ノミネート作が文庫化

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報道発表
プレスリリースより

本屋大賞ノミネート作が新潮文庫から発売

『君のクイズ』の映画化でも話題となっている小説家・小川哲の傑作連作短編集『君が手にするはずだった黄金について』が、2026年6月24日(水)新潮文庫より発売された。文庫版の特典として、直木賞受賞後の「小川哲」を描いた「革命前夜」が巻末に特別収録されている。

承認欲求と虚実を描く短編集の内容

本作は、成功への渇望と満たされぬ承認欲求の果ての噓と真実を描いた作品である。大学院生の主人公が、エントリーシートの代わりに小説というフィクションを書き始める。青山の占い師、80億円を運用する自称凄腕トレーダー、偽ロレックスを腕に巻く漫画家といった怪しげな人物たちの末路が描かれていく。才能に焦がれる作家が自身を主人公に描くことで生まれる、「承認欲求のなれの果て」を題材にした傑作連作短編集だ。

注目著者・小川哲のこれまでの受賞歴

小川哲は1986年千葉県生まれで、東京大学大学院総合文化研究科博士課程を退学後、2015年の「ユートロニカのこちら側」でハヤカワSFコンテスト大賞を受賞しデビューした。2017年刊行の『ゲームの王国』で山本周五郎賞と日本SF大賞を受賞。2022年刊行の『地図と拳』では山田風太郎賞と直木三十五賞を受賞するなど、多くの文学賞に輝いている。

文庫版の書籍情報

本書の定価は693円(税込)で、新潮文庫から発売される。ISBN番号は978-4-10-106971-5である。朝井リョウ、宇垣美里、麻布競馬場など著名人からの推奨コメントも掲載されており、文庫解説は大森時生が担当している。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003044.000047877.html