創造性の本質とは?博報堂と東京大学が導く10の源泉


学生とアカデミアの視点から創造性を探求
株式会社博報堂の生活者発想技術研究所と東京大学教養学部は、大学生のためのブランドデザインコンテスト「BranCo!」と「LIVe(Liberal-arts Innovation Village)」の共催プロジェクトを通じて、「創造性10の源泉レポート」を公開しました。AIの急速な成長により仕事や生活が急速に変わる時代において、「今の時代の創造性とは何か」を探究し、創造的になるためのアクションを紹介するレポートです。
二つのアプローチで創造性の実像に迫る
本レポートは、学生視点とアカデミア視点の二つのアプローチで創造性に取り組んでいます。学生視点では、全国から参加した586名の大学生がそれぞれに工夫を凝らして暮らしにおける創造性を調査し、課題や機会を見出した具体的なブランドアイデアを分析しています。アカデミア視点では、様々な専門領域を持つ東京大学の先生方に「各専門領域からみた創造性」についてインタビューを実施しました。若者の等身大でリアルな生活に根ざした探求と専門知の視点を掛け合わせることで、創造性の本質と現代ならではの課題や可能性を明らかにしています。
「不自由やズレを面白がること」が創造の源泉
レポートによると、創造性の源泉10は「学生視点からの7の創造性」と「アカデミア視点からの3の創造性」で構成されています。学生視点の創造性の源泉として、創造性とは正解があったり完璧なものではなく、制約を面白がって工夫することから始まるとしています。創造的になるためのアクションの例として、「白いもの(白米・豆腐など)だけを使った料理」など、日常の中で不自由やズレを面白がることが挙げられています。
BranCo!は15回目を迎える教育コンテスト
博報堂が東京大学教養学部と共催する「BranCo!」は、博報堂の「生活者発想」と「ブランドデザイン」の魅力を学生に伝えるための教育コンテストです。2012年に開始し今年で15回目を迎え、累計約200校以上の大学から8252名が参加しています。昨年度は89校、149チームが参加しました。
LIVeはリベラルアーツと生活者発想の融合
「LIVe」は、東京大学教養学部が培ってきた「教養の知」と博報堂の強みである「生活者発想」を活かし、専門家たちの知識と社会をつなげて社会的に価値があるものを生み出すリベラルアーツのコミュニティです。東京大学と博報堂はこれまで全学自由研究ゼミナール「ブランドデザインスタジオ」やコンテスト形式の「BranCo!」に取り組んできました。その次のステップとして立ち上げた「LIVe」では、創造性や問題解決といったリベラルアーツの動的な本質を発信しながら、新たなイノベーション活用を目指しています。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001179.000008062.html