浮世絵がデジタルで蘇る。広島で体感型アート展2026年開幕


浮世絵がデジタルで躍動する展覧会が広島で開催
『動き出す浮世絵展 HIROSHIMA』が2026年7月18日から9月6日まで、広島市中区のNTTクレドホールで開催される。葛飾北斎、歌川国芳ら世界的な浮世絵師の作品300点以上をもとに、3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングで表現した没入型デジタルアートミュージアムである。大人から子どもまで楽しめるこの展覧会は、浮世絵の世界に全身で没入できる空間演出が魅力となっている。
9つの映像空間で浮世絵の多様な世界を表現
展示は「藍」「眺」「麗」「彩」「遊」「瀧」「錦」「豪」「雅」の9つの映像空間で構成される。「藍」では、ジャパンブルーとして世界から称賛される藍色の浮世絵が、鏡の反射により天井や床、壁面へと果てしなく連続する。葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」をはじめ、波が立体的に迫りくるような圧倒的なスケール感が体験できるのだ。各空間では、江戸時代に刷られた著名な浮世絵や復刻版の浮世絵も展示され、浮世絵の歴史や江戸の文化、浮世絵師たちについて解説される。
周辺施設とのコラボで五感で浮世絵を楽しむ
展覧会では、同じビルの広島もとまち水族館やホテルのリーガロイヤルホテル広島とのコラボレーションが実施される。広島もとまち水族館では、限定のオリジナル映像を含む没入型空間演出が行われ、歌川広重の「魚づくし かながしら・木の葉鰈に笹」や歌川国芳の「金魚づくし」(復刻版)といった実際の浮世絵が展示される。また、作中に描かれた「海の生き物」の解説パネルも設置される。相互割引キャンペーンでは、浮世絵展の当日チケットから100円割引される。
浮世絵からインスパイアされたオリジナルカクテルを提供
リーガロイヤルホテル広島の33階「スカイダイニング リーガトップ」では、浮世絵展の期間中(7月18日~9月6日)、浮世絵からインスパイアされた「オリジナル浮世絵カクテル」が提供される。赤色の「麗紅華」は江戸時代中期に流行した「美人画」を表現し、クランベリーと梅酒で仕上げた深紅の一杯である。青色の「藍碧」は北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を表現し、広島県産の日本酒をベースに、ライチリキュールとグレープフルーツ、パイナップルを合わせている。各カクテルは1,600円(税込)で、ノンアルコール版は1,400円(税込)だ。
毎日開催のワークショップで世界に一つだけの体験を
浮世絵展の会場ロビーでは、体験型企画「キャンドル作り体験」が毎日10時から17時に開催される。金曜日と土曜日、8月11日から13日は最終受付が19時となる。グラスの中に色鮮やかな砂を敷き詰めてガラス細工を配置すれば、世界に一つだけのキャンドルが完成する。参加費は1,430円(税込)から。所要時間は約20分で、お渡しまで別途約40分かかる。対象年齢は3歳以上で、浮世絵展の入場チケットがなくても参加できる。
充実した宿泊とランチプランも用意
リーガロイヤルホテル広島では、浮世絵展の入場チケット付き宿泊プランを提供している。プラン特典は、展示会の入場券、プロジェクター付き客室(1日5室限定。浮世絵映像を鑑賞できる)、朝食付き、ワンドリンク券、オリジナルポストカードのプレゼントである。さらに、ホテル内5つのレストランでのランチに浮世絵展での時間を組み合わせた特別プランも提供される。これまで名古屋、イタリア・ミラノ、鹿児島、東京、福岡、台湾・台北、台湾・高雄で開催され、多くの来場者を集めた本展覧会は、クールジャパン官⺠連携プラットフォーム事務局による「CJPFアワード2025」プロジェクト部門において優秀賞を受賞している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000915.000014948.html