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シビック・ファッションをテーマに2026年度アーティスト・フェロー5組を決定

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企画・ビジネスプラン
報道発表
プレスリリースより

都市と身体の新たな関係を探る国内最大規模フェロー制度

シビック・クリエイティブ・ベース東京(CCBT)は、2026年度アーティスト・フェローの公募・選考を行い、5組のフェローを選出しました。年度を通じて展開する「アート・インキュベーション・プログラム」は、国内最大規模のアーティスト・フェロー制度として、クリエイターに新たな創作活動の機会を提供し、そのプロセスを市民に開放することで、都市をより良く変える表現・探求・アクションの創造を目指しています。

2026年度は「シビック・ファッション」をテーマに、社会を映し出す記号でありながら、個の表現可能性を限りなく有するファッションの性質を手がかりに、市民の自発的なムーブメントによる「まだない何か」を一時的に形づくる企画・表現活動を募集しました。応募総数は127件に達し、厳正な審査を通じて5組の提案が採択されました。

採択された5組のプロジェクト概要

採択されたフェローのプロジェクトは、異なるアプローチから「シビック・ファッション」を考察しています。加藤明洋の「ノラロボ」は、AI・ロボット・人間が関与する人工物生態系を構想するプロジェクトです。小宮りさ麻吏奈の「Skinsphere」は、言葉と環境の両側面から自己の定義を問い直すリサーチと実践を展開します。05(牧原依里+和田夏実)の「KINEOTYPE」は、身体動作や視覚表現を起点とした新たなコミュニケーションの設計に取り組みます。高橋鴻介の「多元性の展望台」は、多元的な眼差しを都市に実装する試みとなります。楊いくみの「早春図」は、東洋絵画の遠近法を手がかりとした都市型パフォーマンス・インスタレーションの創作を予定しています。

フェロー制度のサポート体制と活動内容

CCBTは、選出されたフェローに対して最大1,000万円の制作費に加え、制作スペースの提供、技術・マネジメント面での支援、メンターをはじめとする専門家によるアドバイスなどを通じて活動を全面的にサポートします。フェローは、CCBTを拠点に企画の具現化と発表に取り組むとともに、創作プロセスの公開やレクチャー・ワークショップの開催など、CCBTのパートナーとして多彩な活動を展開します。委嘱予定期間は2026年7月1日から2027年3月31日までとなっており、この期間中の活動はウェブサイトおよびSNSでお知らせされます。

2026年度メンターと審査体制

本プログラムでは、ファッション論、アーバニスト、キュレーター、シビック・テック、建築家など、多彩な専門性を持つメンターが伴走します。2026年度メンターは、蘆田裕史(ファッション論、京都精華大学デザイン学部教授)、石川由佳子(アーバニスト、エクスペリエンス・デザイナー)、四方幸子(キュレーター・批評家/十和田市現代美術館館長)、関治之(一般社団法人コード・フォー・ジャパン代表理事)、津川恵理(建築家、ALTEMY代表)です。審査は、これら5名のメンターに加え、小川秀明(CCBTクリエイティブディレクター)とCCBTテクニカル・ディレクターにより行われました。

プログラムの実績と今後の展開

本プログラムは、これまでの4年間に20組のアーティスト・フェローとともに市民と協働し、パフォーマンスやインスタレーションなど新たな作品や表現を創出してきました。CCBTで生まれた作品群は独自の視点や実験性が高く評価され、作品の更新や拡張を経て、国内外の多様な都市や文脈において紹介されています。今後、2026年度フェローの制作を通じて、ファッションを単なる衣服や消費の枠組みから解き放ち、市民とクリエイターの関係性のなかで生成され続けるプロセスとしての実践がいかに具体化されていくかが注視されます。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001080.000038211.html