セカンド洗面の設置率は18%、新たに設置したい場所は玄関周辺がトップ


持ち家のセカンド洗面、普及の実態を調査
メインの洗面空間とは別にもうひとつ洗面器や手洗器を設ける「セカンド洗面」。帰宅後すぐに手を洗いたいというニーズや、朝の身支度時の混雑緩和など、より快適な暮らしを叶える設備として、新築やリフォームにおいて関心が高まっている。今回、株式会社NEXERとARC-Xが、現在持ち家に住んでいる全国の男女300名を対象に「ご自宅のセカンド洗面」に関するアンケートを実施した。
セカンド洗面の設置率は18.4%
アンケートの結果、セカンド洗面が「ない」という回答は81.7%と多数を占めた。一方で「1つある(14.7%)」と「2つ以上ある(3.7%)」を合わせると、全体の18.4%の家庭ですでにセカンド洗面が設置されている。およそ5件に1件のご家庭で採用されており、セカンド洗面を取り入れるライフスタイルが少しずつ浸透している様子がうかがえる。
現在の設置場所は「2階の廊下・ホール」が最多
セカンド洗面を設置しているご家庭における具体的な設置場所を調査したところ、最も多かったのは「2階の廊下・ホール(50.9%)」で、半数以上を占める結果となった。次いで「トイレ周辺(27.3%)」が続き、この2か所だけで全体の約8割を占めている。そのほか、「玄関周辺(5.5%)」「寝室周辺(3.6%)」「リビング・ダイニング周辺(1.8%)」といった空間にも取り入れられている。2階の廊下・ホールに設置するケースが多い背景には、寝室や子ども部屋が2階に配置されることの多い戸建ての間取りにおいて、わざわざ1階へ降りる手間を省けるという、日々の生活動線をより快適にするための工夫が反映されていると考えられる。
セカンド洗面の便利さと課題
導入されているご家庭の声からは、「1階まで降りなくていい」といった移動の手間を省くメリットと、「家族の利用時間が重なっても並ばずに済む」という混雑回避のメリットが繰り返し挙がった。ほかにも、ペットの世話や来客対応など、それぞれのライフスタイルに寄り添った幅広い使い方がされている。一方で実際の使用の中で見えてきた課題もある。「掃除の手間が増える」「水がはねやすい」「サイズが小さくて使いにくい」といった、メンテナンスや使い勝手に関するリアルな声が寄せられた。暮らしの満足度を長く保つためには、ただ設備を増やすだけでなく、空間の用途に合った適切なサイズ感や、日々のお手入れがしやすい素材やデザインをあらかじめ見極めることが重要である。
今後設置したい場所は「玄関周辺」がトップに
今後新たにセカンド洗面を設置できるとしたら、どこにあると嬉しいかについては、「玄関周辺」が27.3%で最も多く、「2階の廊下・ホール」が24.0%と僅差で続いた。そのほか、「寝室周辺(11.0%)」「トイレ周辺(10.0%)」「リビング・ダイニング周辺(9.0%)」といった希望が挙げられている。現在の実際の設置場所としては「2階の廊下・ホール」が最多であるのに対し、これから設置したい場所としては「玄関周辺」への関心が最も高い。帰宅後すぐに手を洗いたいという衛生意識の高まりに加え、近年気になる花粉や黄砂などを生活空間に持ち込まないための工夫として、「玄関手洗い」が強く求められていることがうかがえる。
セカンド洗面の選定で重視するポイント
セカンド洗面を選定するにあたり、重視する(または重視したい)ポイントについて調査した結果、回答に多く見られたのは「コンパクトさ」「掃除のしやすさ」「価格・コスト」「水の飛び散りにくさ」といった声である。限られたスペースにもすっきりと収まるサイズ感でありながら、日々のメンテナンスが負担にならない工夫が、セカンド洗面選びにおいて重要な要素と言えそうである。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002745.000044800.html