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Q. お堅い内容を文章でうまく伝えるには? 佐渡島庸平の創作お悩み相談

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創作お悩み相談
『ドラゴン桜』、『宇宙兄弟』など、今まで数多くのヒット作を手掛けてきた佐渡島庸平さん。
創作中に生まれるお悩みに、佐渡島さんが答えます!
モチベーションの保ち方やアイデアの発想方法、表現に関することなど、みなさんの赤裸々な悩みをお寄せください。
<お悩み>

社会福祉活動をポジティブに伝えたい。
ダウン症の啓蒙や障がいのある人の教育・就業支援をしていますが、知識のない人向けに文章を書くときにうまく伝えられません。講演であれば、相手の反応を見て内容を調整できます。文章では「国連の勧告が~」といった、とっつきにくい言葉になりやすく高尚に思われたり、抵抗感を示されたりします。文章で伝えることが怖いです。ポジティブに伝えるコツはありますか。
YONDA(東京都・49歳)


<佐渡島庸平さんの回答>

自分と相手の感情をそろえよう。
社会は当然支援する方向に向かっていくほうがいいですよね。ただ、人は正しいことを話されると、興味を持ちづらいんです。運転免許の更新のために交通規則の動画を見ても、頭に入らないのと一緒です。YONDAさんはダウン症の娘さんがいらっしゃるそうなので、娘さんとのコミュニケーションの苦労など個人的な体験を書くといいと思います。まず自分と相手の感情をそろえるんです。正論はその後にしましょう。伝える前から個人的な話は他人の役に立たないと思ってしまわないことが大事ですよ。国連の話などググればわかることは、「ググってね」と書いておけば十分です。
佐渡島庸平

1979年生まれ。株式会社コルク代表取締役社長。編集者、経営者。 大学卒業後、講談社「週刊モーニング」編集部にて『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』などの編集を担当した後、2012年にコルクを創業。

相談募集中!

第4回募集期間 
12/15~1/31

応募要項
募集内容

赤裸々な創作のお悩み・疑問を募集します。

「中学生の時から創作を続けていますが、なかなか受賞できません。最近、創作仲間と話しているうちに、制作中の自分の作品がつまらなく思えてしまいます。本当に面白いアイデアか見極める方法ってあるんでしょうか」

「感情表現がワンパターンになってしまいます。喜びの感情だったら、登場人物に『嬉しい』と言わせたり、にっこり笑わせたり。感情をうまく表現するコツなどはあるのでしょうか」

上記の例のように、あなたのこと・創作の悩みを、
200字程度で詳しく教えてください。

応募方法

郵送、WEBで応募。

● 郵送
郵便番号、住所、氏名(ペンネームの場合はカッコ内に本名)、年齢、電話番号、メールアドレスを明記のうえ、下記までご応募ください。
〒105-8475(住所不要)公募ガイド編集部「創作お悩み相談」係

● WEB
応募フォームからご応募ください。

応募規定

郵送は1通3点、WEBは1通1点。応募点数制限なし。
質問は趣旨を変えない範囲で要約、加筆修正することがあります。

採 用

2~3点=Amazonギフト券1000円分

掲 載

第3回 公募ガイド冬号(1/9発売予定)

締 切

9/15~10/31(必着)

お問い合わせ先

不明点は、公募ガイド編集部「創作お悩み相談」担当まで、
こちらからお問い合わせください。