食品ロス削減スイーツグランプリ、中学生審査員が評価


泉大津市が開催する「エコレシピNo.1グランプリ」とは
泉大津市は令和8年7月9日(木)に大阪調理製菓専門学校と連携し、食品ロス削減をテーマとした「エコレシピNo.1グランプリ」を開催する。今年度は「製菓」をテーマに、専門学校の学生が果物の皮や規格外の食材など廃棄予定だった食材を活用したスイーツを考案する。中学生審査員が実際に試食しながら評価することで、食品ロス削減を「おいしく楽しい体験」として発信する。
なぜ今、「製菓」なのか―食品ロスの現状と課題
環境省・農林水産省の令和5年度推計によると、全国の食品ロス総量は約464万トン。国民一人当たり年間約37kg、毎日おにぎり1個分(約102g)に相当する。このうち約半分の約233万トンは家庭から発生しており、野菜の皮を厚くむきすぎるなど食べられる部分まで捨ててしまう「過剰除去」が約36万トンを占めている。製菓の現場でも、果物の皮や野菜の端材、規格外食材など工夫次第で活かせる食材が少なくない。本グランプリでは、スイーツが子どもから大人まで親しみやすく食品ロス削減の入口として伝わりやすい分野であることから、「製菓」をテーマとした。
中学生審査員が「食べて、考えて、評価する」特徴
昨年度に引き続き中学生審査員が参加する。中学生は学生によるプレゼンテーションを聞いて質問し、実際に試食しながら食品ロス削減の工夫や家庭での作りやすさなどから評価する。昨年度のアンケートでは「食品ロス削減の話を聞いて、もっと調べてみようと思った」「普段は捨てている部分が、こんなにおいしく食べられるのかと驚いた」といった家庭での実践につながる前向きな声が寄せられた。中学生が食品ロス削減を「知る」だけでなく、「食べて感じる」「自分の考えで評価する」機会を通じ、若い世代の学びと行動につなげることをめざしている。
市民が味わえる場へ広げる展開
本グランプリでは学生が考案したレシピを審査するだけにとどまらず、市民が実際に味わい食品ロス削減の工夫に触れられるよう展開する。令和8年8月29日(土)には大阪調理製菓専門学校内で実施される「学生レストラン」での提供を予定し、本グランプリ参加予定の中学生及び保護者を対象とする。また令和8年11月28日(土)にはごみ拾いにスポーツの要素を含んだ「スポGOMI大会」での出張販売を予定している。学生のアイデアを審査の場にとどめず、市民が「食べて知る」「おいしさから関心を持つ」きっかけへと広げ、食品ロス削減を身近な行動につなげていく。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000191.000146044.html