日本一売れているヒーロー&エンターテインメント雑誌「てれびくん」編集部が、「特撮！ヒーロー！ヴィラン！新人漫画賞」を開催中です。特撮映画やドラマに登場するようなカッコいいヒーローや怪獣がバトルを繰り広げる漫画で、小学館からデビューのチャンス！　締切は2023年1月31日で、一等賞を受賞した作品には賞金100万円が贈呈されます。

特撮は世代や国境を超えて愛される

仮面ライダー、ウルトラマン、ゴジラ、スーパー戦隊シリーズなど、日本には数多くの特撮作品があります。特撮映画の公開日には、大人も子どももこぞって劇場へ出かける姿を見かけたり、海外の映画監督が日本の特撮ファンだと語るシーンを見かけたり……。日本の特撮作品は国内外を問わず、幅広い世代に大人気ですよね。

視聴者をドキドキ、ハラハラさせるドラマ性、世相や時代の空気を反映させたようなストーリー、そしてなにより正義を貫く、ヒーローたちのかっこよさ。観る人の心をくすぐるロマンがたくさんつまった特撮モノの多くは、主にTVドラマからスタートしています。しかし、今回この新人賞で募集しているのは漫画作品！　あなたが考えたヒーローや悪者、怪獣たちが大活躍する、「まさに特撮！」なヒーロー漫画が求められているのです。

バンダイ・タカラトミーが考案した変身アイテム＆ヒーロー

応募可能な部門は全部で3つ。本賞では自分で自由にヒーローを設定するフリー部門に加えて、バンダイ、タカラトミーが考案した変身アイテムやヒーローを題材にして描く部門があります。

まずはバンダイ部門。こちらでは、かぶる変身アイテム「Mr. ヘッドギア」を使用した作品を募集しています。

なんとこのヘッドギア、しゃべります！　変身アイテムといっても自我があるようなので、キャラクターのひとりとして会話を盛り上げることもできそうです。ストーリーの部分に「悪、もしくは正義と戦う」とあるので、「Mr. ヘッドギア」を装着するのはヒーローのみと限定されているわけではないようです。メインキャラが「Mr. ヘッドギア」でパワーアップするという設定さえ盛り込めば応募条件はクリアとなりますので、どんなキャラが変身アイテムを使うと面白いか、じっくり考えてみてくださいね。

一方、タカラトミー部門で指定されているのは、人類滅亡と戦う、無限に合体できるロボットです。

その名も「継承機神アンブレイカー（仮）」。強そうな戦闘型ロボットですが、搭乗したパイロットは死ぬまで戦いつづけ、死んだあとはアンブレイカーに取り込まれるというダークな設定も。コックピットが骸骨の口というのも、設定を知ってから見れば、なかなか意味深なモチーフですよね。あなたの描いた「アンブレイカー」が人気になれば、タカラトミーからおもちゃになるのも夢じゃないかも……？

このような細かい作画資料はWEBで公開されているので、作画の参考にしてください。また公開されている各種設定は、自由にアレンジしてOK。自分なりの解釈で、アイテムやヒーローを大活躍させちゃいましょう！

めざせ一等賞。夢の漫画家に、変身ッ！

この新人賞には挑戦しやすいポイントが3つあります。1つめは、物語やキャラクターをイチから作らなくてもよい部門がある点。フリー部門以外は、ヒーローロボットや変身アイテム、ストーリーなどあらかじめ用意されている素材を使って描くことができるので、キャラデザインやストーリー設定に悩みがちな人も応募しやすい賞ですね。

2つめは、さまざまな形式の原稿で応募できるところです。10ページ以上の完成原稿があれば、残りの原稿はネームでも応募可能ですし、他賞に送った作品も受け付けているので、ぜひ再チャレンジしてみてください。

3つめは、なんといっても必ず一等賞が出るというところ。最優秀賞や大賞などは“該当なし”となる賞も多いですが、この賞では必ず、一番面白い漫画に一等賞が贈られます。特撮界をあなたのデビュー作で揺るがす気持ちで、ぜひ本賞でマンガワンやサンデーうぇぶりの連載を勝ち取りましょう！

あみこ

三度の飯よりゲームが好きな公募情報ライター。ソシャゲのスタミナ消費に追われながら、最近公募に目覚めた娘のチャレンジを応援する日々を送っている。

出典：https://televi-kun.net/tele-san/award/

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