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Q. 面白いエピソードを見つけるには? 佐渡島庸平の創作お悩み相談

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創作お悩み相談
『ドラゴン桜』、『宇宙兄弟』など、今まで数多くのヒット作を手掛けてきた佐渡島庸平さん。
創作中に生まれるお悩みに、佐渡島さんが答えます!
モチベーションの保ち方やアイデアの発想方法、表現に関することなど、みなさんの赤裸々な悩みをお寄せください。
<お悩み>

面白いエピソードを見つけるには?
はっきり言ってネタ切れです。香りに関するエッセイや、記憶に残っているおいしいもののエッセイなど、毎回同じテーマで募集する公募があります。毎回応募していますが、同じテーマで書ける面白いエピソードは、そんなにありません。年々作品の質が落ちています。普段の生活から面白いエピソードを起こしたり、見つけたりする方法ってないものでしょうか。
松本俊彦(京都府・58歳)


<佐渡島庸平さんの回答>

観察力をアップする方法を考えよう。
面白いエピソードを見つけようっていう時点で、世の中にある面白いエピソードに似たものを探しにいってます。創作って、他人が面白いと思っていなかったものをどう面白いか説明する行為だと思うんです。一流の人って何でも面白がりますよ。『宇宙兄弟』の作者とアメリカに行ったとき、「あの芝刈り機面白い! 日本と違って車みたいなのに乗ってやるんだ。あれで月面の砂を処理してたらいいよね」って。面白さを感じ取ることが能力だから、自分が見逃しちゃってるんだな、と思ったほうがいいです。ネタ切れにならないように、どうすれば観察力を上げられるか考えてみてください。
佐渡島庸平

1979年生まれ。株式会社コルク代表取締役社長。編集者、経営者。 大学卒業後、講談社「週刊モーニング」編集部にて『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』などの編集を担当した後、2012年にコルクを創業。

相談募集中!

第4回募集期間 
12/15~1/31

応募要項
募集内容

赤裸々な創作のお悩み・疑問を募集します。

「中学生の時から創作を続けていますが、なかなか受賞できません。最近、創作仲間と話しているうちに、制作中の自分の作品がつまらなく思えてしまいます。本当に面白いアイデアか見極める方法ってあるんでしょうか」

「感情表現がワンパターンになってしまいます。喜びの感情だったら、登場人物に『嬉しい』と言わせたり、にっこり笑わせたり。感情をうまく表現するコツなどはあるのでしょうか」

上記の例のように、あなたのこと・創作の悩みを、
200字程度で詳しく教えてください。

応募方法

郵送、WEBで応募。

● 郵送
郵便番号、住所、氏名(ペンネームの場合はカッコ内に本名)、年齢、電話番号、メールアドレスを明記のうえ、下記までご応募ください。
〒105-8475(住所不要)公募ガイド編集部「創作お悩み相談」係

● WEB
応募フォームからご応募ください。

応募規定

郵送は1通3点、WEBは1通1点。応募点数制限なし。
質問は趣旨を変えない範囲で要約、加筆修正することがあります。

採 用

2~3点=Amazonギフト券1000円分

掲 載

第3回 公募ガイド冬号(1/9発売予定)

締 切

9/15~10/31(必着)

お問い合わせ先

不明点は、公募ガイド編集部「創作お悩み相談」担当まで、
こちらからお問い合わせください。