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高島北海とガレを結ぶ美の交流|萩焼とアール・ヌーヴォーの展示会

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絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
ルネ・ラリック《シャンゼリゼ・ショッピング・アーケイドの噴水》(プレスリリースより)

東西の芸術文化が出会う特別展示販売会

飛驒高山美術館では、2026年7月18日から26日までの期間限定で、特別展示販売会「萩焼とアール・ヌーヴォーの美~北海・ガレをめぐる自然への憧憬~」を開催する。この展示は、7月27日に開幕する企画展「ジャポニスムとアール・ヌーヴォーの巨匠たち~東洋と西洋の自然への想い~」に先駆けた催行である。

高島北海とエミール・ガレの知られざる交流

本展覧会の中心となるのは、萩出身の植物学者・画家である高島北海とアール・ヌーヴォーの大家エミール・ガレの関係性である。高島北海はフランス滞在中にエミール・ガレと交流し、その植物学的知見や自然観がエミール・ガレの創作に大きな影響を与えた。東西の芸術文化を結んだ2人の美意識の源流を紐解く重要な機会となる。

自然への深い観察が生み出す美

19世紀末、ヨーロッパではエミール・ガレを中心にアール・ヌーヴォーが花開いた。ガレは日本美術や植物学から多くの示唆を受け、その創作の背景には高島北海との交流があったことでも知られている。一方、萩焼は華やかな装飾を競うのではなく、土の質感や炎の痕跡、使い手とともに育つ時間の美しさを大切にする日本独自の焼き物である。

エミール・ガレのガラス芸術も萩焼も、その根底には自然への深い観察があることが特徴である。植物の生命力をガラスに閉じ込めたガレと、土や炎の偶然性を受け入れる萩焼は、異なる表現でありながら共鳴する美の世界を形成している。

展示内容と出展作家

会場は飛驒高山美術館ロビアーで、期間は2026年7月18日(土)から26日(日)まで。時間は9時から17時で、最終日のみ12時までの営業となる。特別展示として高島北海の掛け軸・額装各1点が展示される。展示販売では、山口県指定無形文化財保持者である大和保男氏の萩焼約20点、エミール・ガレとドーム兄弟のガラス工芸約5点、アルフォンス・ミュシャのリトグラフ約5点が出品される。

大和保男氏は山口萩焼の開祖である祖父・大和作太郎の血統を継ぎ、父・大和春信のもとで才能を開花させた陶芸家である。一族が築いた山口萩焼の伝統技法を正統に継承しながらも、時代の息吹を取り入れた独自の作風を確立し、2014年に山口県指定無形文化財「萩焼」の保持者に認定された。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000396.000047917.html