【結果発表】料理研究家リュウジ×角川食堂×カクヨム グルメ小説コンテスト
カクヨム6周年記念を祝う「カクヨム誕生祭2022 ~6th Anniversary~」の目玉として、「料理研究家リュウジ×角川食堂×カクヨム グルメ小説コンテスト」が開催されました。グルメをテーマにした短編小説が872編集まりました。
「角川食堂賞」受賞作品は、ところざわサクラタウンにある角川食堂のシェフがメニュー化。2022年6月27日~7月24日までの期間限定で、受賞作ミニBOOK付きのメニューが提供されます。
リュウジ賞
風見鶏
『一度食べたらもう忘れられないフォロフォロ鳥の旨辛丼』
あらすじ
魔法使いの弟子である少女フィンは、師匠であるリックと森の中にいた。
世間では敬われ恐れられる魔法使いという存在。けれどリックはどこか違う。
まったく平凡で、呑気で、「おれは本当は料理人になりたかった」が口癖だ。
リックは今日も魔法を使いこなしている。美味い飯を作るために。
フィンは今日もそんな師匠を冷めた目で見ている。選ぶ師匠を間違えたと舌打ちしつつ。
角川食堂賞
不屈の匙
『じゃがいもとアンチョビのガレット』
あらすじ
日本から異世界に迷いこんだ理子は、紆余曲折を経て城の住み込みメイドとして働くことになった。
ある晩、お腹が空きすぎてキッチンに行くと、腹を空かせたレオと名乗るきれいな男と居合わせる。せっかくなので夜食に誘い、一緒に食事をすることにした。
もちろん、今夜のことは秘密である。
藤咲 沙久
『鰺フライ定食』
あらすじ
ソロ×ソロ=???
「時代が私に追い付いた。ソロ飯万歳」
一人黙々と食を楽しむ守屋実奈。それは自分と他人のスタンスを両方守る術でもあった。
そんなある日、美味しそうな鯵フライ定食にうっかり釣られて人事部の長谷川と相席することとなる。
視覚嗅覚聴覚、そして味覚すべてを使って、今日もご飯を満喫しよう。