中野から世界へ羽ばたけ!「東京中野物語2022文学賞」
一般社団法人中野区観光協会と東京中野物語プロジェクト実行委員会が主催する「東京中野物語文学賞」では、30~70枚(縦組み30字×40行)の物語を募集しています。締切は2022年9月15日。大賞には賞金30万円を贈呈。中野から世界へ向けて物語を発信しよう!
文化のまち、中野区
東京都中野区は、映画や演劇、アニメ関係者が多く居住する文化の町。日本のポップカルチャーであるアニメやマンガグッズがそろっている商業施設「中野ブロードウェイ」や、コンサート会場や大規模なイベントホールがある複合施設「中野サンプラザ」といった有名スポットが点在しています。商店街も充実していて、224mのアーケードが続く「中野サンモール商店街」やヨーロッパの路地裏の雰囲気を味わえる「中野レンガ坂商店街」などがあります。
若い世代が青春の一時代を過ごし成長する場所でもあり、これまでに日本の未来を担う人材が数多く中野区から輩出されてきました。本文学賞も新たな才能の発掘を目指して開催されます。
募集する物語はテーマもジャンルも自由。大賞、佳作とは別に、中野区に関係する場所や人物などを題材にした作品から選定される中野区賞もあるので、テーマに迷ったら中野区をテーマにして物語を書いてみるのもいいかも。
主催者HPには「短編集やオムニバスでも応募できますか?」、「小説投稿サイトで発表した作品の応募は可能ですか?」といったよくある質問がまとめられているので、要チェックです!
受賞作品は出版やメディア化の可能性も!
初開催となる本文学賞。参加したくなる魅力的なポイントを主催者の方が教えて下さったのでご紹介します。
【ここがおすすめ!】
若者の町として定評のある東京・中野が開催する文学賞です。映画化・演劇化・アニメ化・出版化の可能性も視野にいれて、作品選考を行います。最終選考委員も、作家・映画監督・タレント・出版エージェントと各分野のプロが務め、受賞だけで終わらせない体制づくりをしています。
作品の出版やメディア化を目指している方にぴったりのコンテストですね。最終選考委員は、直木賞作家の中島京子氏や、歌手やタレントとして活躍する中川翔子氏をはじめとする著名人が務めるので、作品をプロに読んでもらえるチャンスです!
さらに、受賞作が映画化・演劇化・アニメ化された場合は、2028年度末に完成予定の「NAKANOサンプラザ」の大ホールで上映または上演されることも視野に入れた構想となっているそうです。7000人を収容する大ホールであなたの作品が流れるかも! みなさんぜひ応募してみてくださいね。
香山衣美
ライター。公募の入選回数は400回以上。得意分野は川柳や短いエッセイだが、最近はアートや料理公募でも入選している。「公募ライター香山が挑戦!」企画も連載中。
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