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作品の世界を旅しよう!「野田宇太郎文学賞」

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作文・エッセイ
公募ニュース

野田宇太郎文学資料館では、野田宇太郎文学散歩70年の記念と小郡市市制施行50周年記念事業の一環として、紀行文を募集しています。締切は2022年8月15日。野田宇太郎文学散歩賞には賞金10万円と叶え星文様の御朱印帳が贈呈されます! 受賞作品は、野田宇太郎生誕祭で表彰を予定。この機会に、お気に入りの作品の舞台へ思いをはせてみませんか?

マンガや歌詞の舞台でも応募OK!

福岡県小郡市(おごおりし)生まれの、詩人であり文学者でもある野田宇太郎(のだうたろう)。ベストセラーとなる詩集『旅愁』の出版や、戦争末期唯一の文芸誌となった『文藝』の責任編集者を務めるなど、長年文芸を支えてきました。独自の優れた紀行文学である『文学散歩』の連載開始から70年。それを記念して、高校生以上を対象に紀行文を募集します。

紀行文とは旅行中の経験や考えたことなどについて書いた文章です。対象となるのは小説や短歌、マンガなど本の形で出版されている国内外の作品。例えば、マンガ『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴 著 集英社 2016~2020年)を読んで、主人公の苗字と同じ名前だと話題になった福岡県の竈門神社を訪れた時の話などでもいいそう。

CDレコードに付属する歌詞カードに記載された歌詞でも応募できるので、お気に入りの歌を聴きながらその土地を旅してみるのもいいかも。実際に訪れることで新たな発見がありそうですね。

主催者HPには、紀行文の具体的な書き方や詳しい規定などが「よくある質問」にまとめられています。紀行文に初挑戦する方は要チェックです!

深みのある作品を期待!

今回が初開催となる「野田宇太郎文学賞」。開催にあたっての思いと作品への期待について、主催者の方からコメントをいただきました。

【コメントご紹介】

野田宇太郎は、代表作『文学散歩』シリーズを、紀行文や案内記にとどまらない、自分なりの「文学」であると誇りを持って書いていました。本文学賞では、旅を通して、自分の内面や作品の本質を深く掘り下げた応募作品が集まることを期待しています。

作品の舞台を旅することで、自分自身や作品とじっくり向き合うことができそうです。時節柄難しい部分もありますが、ぜひお気に入りの作品とともに旅をしてみてくださいね。

野田宇太郎文学賞

●賞:野田宇太郎文学散歩賞1編=10万円、叶え星文様の御朱印帳

●締切:2022年8月15日(月)

香山衣美

ライター。公募の入選回数は400回以上。得意分野は川柳や短いエッセイだが、最近はアートや料理公募でも入選している。「公募ライター香山が挑戦!」企画も連載中。

出典:http://www.library-ogori.jp/noda/event/cat104/32-1.html

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