第33回 一筆啓上賞 「失敗・成功」
福井県坂井市は、平成5年(1993年)に「一筆啓上賞」を創設し、以降、33年に渡り毎年、心のこもった日本一短い手紙を募集しています。
今年のテーマは「失敗・成功」で下記の要領により作品を募集します。「一筆啓上賞」は、徳川家康の家臣・本多作左衛門重次が陣中から妻に宛てて送った短い手紙「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」にちなむものです。
「お仙」とは、後の越前丸岡城主 本多成重(幼名仙千代)のことで、北陸地方唯一の現存天守をもつ丸岡城にこの手紙文を刻んだ碑が立っています。また、住友家初代の住友政友が越前丸岡出身であったことから、住友グループの特別後援もいただいています。