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プレキャストコンクリート製品のJISマーク表示制度の分野別認証指針を改正

一般財団法人日本規格協会
デジタルデータでの資料管理とJISマーク品の受入検査の省略で、コンクリート製品製造業界における生産性向上と人手不足の解消に寄与!

 一般財団法人日本規格協会(本部:東京都港区、理事長:朝日弘)は、2026年1月20日にプレキャストコンクリート製品の分野別認証指針として、日本産業規格(以下、JISという。)を発行いたしました。
 JIS Q 1012は、道路の側溝や積ブロック、橋げたといったコンクリート製品がJISに適合しているかを証明するための審査基準となる規格です。

(例1)橋げた

(例2)道路側溝

 この規格に基づくJISマーク表示制度における認証取得数は1500を超え、公共事業や各種調達等、広範囲に活用されており、土木建築業界において重要な役割を果たしています。
 今回の改正では、建設現場におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展や、原材料の徹底した品質管理の実態を踏まえ、認証手続きのデジタル化・合理化と品質保証の更なる強化を両立させました。


JIS Q 1012:2026
適合性評価-日本産業規格への適合性の認証-分野別認証指針(プレキャストコンクリート製品)
Conformity assessment-Conformity assessment for Japanese Industrial Standards-Guidance on a third-party certification
system for precast concrete products
税込価格:4,730円 A4判 42頁
※規格類は価格が変更される場合がございます。ご了承ください。



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【改正の背景と目的】

 この規格は、プレキャストコンクリート製品のJISマーク表示制度における認証を行う際の固有の審査基準を規定しています。今回の改正では、レディーミクストコンクリート規格や関連規格の改正に合わせて共通事項を整合させました。また、審査基準の明確化を行うとともに、電磁的記録(デジタルデータ)を活用し、より円滑にJISマーク表示制度を運用することを目的としています。

【主な改正ポイント】

 実務実態への対応と合理化を目的に、以下の改正を行いました。
1.デジタルデータによる事務効率化
従来書面による提出・保管が求められていた記録について、改変防止措置を取ることで、デジタルデータによる提出・保管が認められました。
2.JISマークを表示した材料の受入検査省略
JISマーク品を原材料として使用する場合、入荷時の品質試験を不要とし、外観やJISマークの確認のみで受入れ可能としました。
3.「II類製品」の認証手続きを合理化
II類製品とは、旧来から標準化されているI類製品以外の製品で、受渡当事者間の協議によって、性能及び仕様を定めて製造される、いうなれば特注品です。現場にあわせた個別設計による製品が多く、これまで協議資料の収集に多くの労力を必要としていました。今回の改正では、個別設計によるII類製品とは別に、既に標準化されているII類製品について、受渡当事者間の協議資料の一部省略を認め、認証の維持にかかる手続きを簡素化しました。
4.型式検査データの保管推奨による品質保証強化
製品の安全性を示す破壊検査等の「型式検査データ」の保管を推奨事項として追加規定しました。将来的な義務化を見据えた品質管理体制の構築を図ります。
5.管理基準の適正化(塩化物量の定義明確化)
海砂に含まれる塩分によるコンクリート内の鉄筋腐食を防止するために実施してきた除塩徹底等の実態に合わせ、「塩化物量が多い砂」について具体的な数値(0.04%超、プレテンション方式は0.02%超)を定義しました。曖昧さが排除され、適正な管理が可能となります。

【期待される効果】

 この改正により、JISマーク品の品質および信頼性が向上するとともに、生産工程の合理化や取引の単純公正化が図られます。
 特にデジタル技術の活用と検査の効率化は、人手不足が課題となっているコンクリート製品製造業界における生産性向上に大きく寄与することが期待されます。

[動画]JIS Q 1012(分野別認証指針-プレキャストコンクリート製品)改正説明会
JIS Q 1012改正原案作成委員会の委員より、プレキャストコンクリート製品の製造・販売・品質管理に携わる実務者の皆様を対象に、今回の改正ポイントを網羅的に解説いただきます。製品の信頼性を担保する基盤となるJIS Q 1012の適正な運用方法をはじめ、デジタルデータの活用による事務負担の軽減や、原材料受入検査の合理化といった、現場の生産性向上に直結する変更点について詳しく紐解きます。最新の認証指針を正しく把握し、貴社の品質管理体制の高度化と実務の効率化を同時に実現するための貴重な機会となります。

開催期間:2026年2月17日(火) ~ 3月13日(金)
配信形式:オンデマンド配信
詳細・お申し込みはこちら
[動画]JIS A 5308(レディーミクストコンクリート)改正説明会
JIS A 5308改正原案作成委員会の委員長より、追補改正の重要箇所である骨材供給の安定化対応やリサイクル材の利活用促進など、実務への影響が大きいポイントについて網羅的に解説をいただきます。レディーミクストコンクリートの製造、販売、使用の各フェーズに携わる実務者にとって不可欠な情報を正しく理解するための説明会です。

開催期間:2026年2月4日(水) ~ 2月28日(土)
配信形式:オンデマンド配信
詳細・お申し込みはこちら

・JIS A 5308:2024
レディーミクストコンクリート
https://webdesk.jsa.or.jp/books/W11M0090/index/?bunsyo_id=JIS+A+5308%3A2024&utm_source=prtimes&utm_medium=referral&utm_campaign=po_20260216_4

・JIS使い方シリーズ レディーミクストコンクリート[JIS A 5308:2024] 改訂4版 発注,製造から使用まで
https://webdesk.jsa.or.jp/books/W11M0100/index/?syohin_cd=330437&utm_source=prtimes&utm_medium=referral&utm_campaign=po_20260216_5

・生コン工場品質管理ガイドブック 第6次改訂版
https://webdesk.jsa.or.jp/books/W11M0100/index/?syohin_cd=510008&utm_source=prtimes&utm_medium=referral&utm_campaign=po_20260216_6

・【10】JISハンドブックJIS HB 10 生コンクリート 2025
https://webdesk.jsa.or.jp/books/W11M0100/index/?syohin_cd=319126&utm_source=prtimes&utm_medium=referral&utm_campaign=po_20260216_7




●日本規格協会(JSA)グループについて1945年12月に、標準化および管理技術の開発、普及、啓発などを目的に設立された、一般財団法人日本規格協会を中核とするグループです。我が国の総合的標準化機関として、当グループでは、JIS、国際規格(ISO・IEC規格)、JSA規格の開発、JIS規格票の発行と販売、国際規格・海外規格の頒布、多彩なセミナーの提供、ISO 9001やISO 14001をはじめとする各種マネジメントシステムの審査登録、各種サービスに関する認証、マネジメントシステム審査員などの資格登録、品質管理検定(QC検定)といった多様な事業に取り組んでおります。







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