公募ガイド 黒田
W選考委員版「小説でもどうぞ」は、8/9に締め切って、約1ヶ月で予備選考をし、その後の1ヶ月で選考会を含む編集制作をします。ということで発売日の2カ月前が締切で、これより早いと応募期間が短くなり、これより遅いと編集制作のスケジュールがタイトになります。 で、締め切ってすぐに選考に入れるように必着にしているのですが、昨日1通、届いてしまいました。8.7の消印ですが、今の郵便事情では2日間では届かず、8.13に届きました。残念ながらこれはボツとなります。編集部内で選考する場合は選考に含めてもいいのですが、外部の選考委員には規定に外れたものを追加するのは頼みにくいので、あえなくボツに。 アサカルの根本昌夫先生に取材したとき、そういうとき、読まずに廃棄すると供養にならないので、全部読んで、「はい、これはボツですね」と手を合わせると仰っていました。私もこれに習って一応目を通すことにしています。で、今、「はい、これはボツですね」と言いかけましたが……。いわゆる箸棒原稿なら迷いはありませんが、そこそこ上手なんですよね。なんだかなあ、なんであと一日早く投函しなかったかなあ。予選委員の方に、読むだけ読んでもらうかなあ。それとも「締切に間に合わなかったものを救うのは、それはそれでよくない。不公平」と言う人もいるかもなあと思ったりもする。