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公募で考える未来

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作文・エッセイ
公募ママ

公募歴5年、入選回数は200以上。驚異の入選確率を誇る塩田友美子さんには、どんな秘密があるのだろう。読めば自分も入選できる!?

東海旅客鉄道株式会社が主催する「『出会う、は変わる。』“リニアのあるわたしの未来”プロジェクト」で銅賞をいただきました。

賞品としていただいた非売品の電動歯ブラシはこどもたちが目をキラキラさせながら喜びました。

金賞は超電導リニア乗車ご招待、銀賞はアシスト電動自転車で、入選者数も多く、豪華な公募です。

いくつかある動画を視聴した後に応募するというスタイルで、リニアの魅力や知識を深めることができました。

現時点でもリニア中央新幹線のサイト上で閲覧することが可能です。

募集テーマは「あなたが思い描く、リニア中央新幹線開業後の『出会い』の姿を、文章もしくはイラストで投稿してください」というもの。

今回は「遠出を我慢する育児」から「よりアクティブな育児」への出会いをテーマに800字ほど書きました。

こどもとのお出かけで一番困るのは移動時間の過ごし方です。

幼いこどもを乗せて公共交通機関を使うと、いつも親の方がへとへとになります。

飽きさせない工夫や、静かにしているように促す時間は頑張っても一時間ほどで限界が来てしまいます。

このリニア中央新幹線が完成した暁には、最高時速500kmで、品川~名古屋を最速40分、品川~大阪間を最速67分でつなぐ予定だそうです。

そのくらい短時間で移動できるというのはまるで夢のような話で、多くの人の行動範囲が広がるはずです。

ただ、何か大きなものを作る時には、乗り越えなければならない問題もあるでしょう。

昨今はニュースでリニアについてよく報道されるようになりました。

私たちにとってもはや他人事ではなく、解決できる方法を真剣に考える時期にきているように思います。

未来への希望や期待を胸に、現実的なことも含めて深く考える良い機会となりました。

便利とは何か、人間と自然の共生をどのようにしていくのか。

公募は多くの人に、真剣に考えてほしいことを提示してくれる場でもあるのかもしれません。