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公募ママ

公募歴2年半にして入選回数100以上。驚異の入選確率を誇る塩田友美子さんには、どんな秘密があるのだろう。読めば自分も入選できる!?

先日、女性のお酒あるある川柳で入選しました。

これは東京都とビール酒造組合が主催の公募で、なんと表彰式は都庁!

結果は佳作だったため表彰式の参加はありませんでしたが、パンフレットに載せていただき大変嬉しく思います。

テーマは「女性のお酒に関する体験談」。

今回は居住地や年齢などの応募資格が設けられていました。

このような条件付きの公募に自分が該当する場合は、チャンスと思いなるべく挑戦します。入選した作品がこちら。

「授乳中 禁酒期間も ハッピネス」

妊娠から卒乳まで、アルコールは赤ちゃんに悪影響だと言われています。

お酒好きの私にも禁酒期間がありましたが、まったく嫌ではなかったことを思い出しながら詠みました。

今回気を付けたことは、お酒好きにはマイナスイメージにもなりかねない「禁酒」を、できるだけ明るいイメージにするということです。

この作品の「授乳中はお酒を飲まない」という内容であれば例として

「大好きな お酒を断った 授乳中」

ということもできるでしょう。

しかし、これでは好きなものを我慢したことに焦点が当てられてしまう。

それよりも、我が子の為ならそれも幸せ!

と前向きに詠んだほうが「禁酒」がプラスイメージになりますよね。

このように作品づくりをしていると、日常生活の脳もプラスに働いてくるように感じます。

公募を始める前までは、「落ち込みそうな時でも自分を奮い立たせられる人」は性格によるものだと思っていたのです。

しかし、それは習得し磨くことのできるテクニックの一つだと近頃は考えが変わりました。

私は家族にも、「公募を続けたほうがいい!」とたまに言われます。

それは私自身に、明らかにプラスになっているからです。

作品のために前向きな言葉を考える作業は、無意識のうちに私の心にも良い効果が表れているのでしょう。

公募は明るい気持ちを鍛える良いトレーニングになると、個人的には思っています。