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公募ママ

公募歴2年半にして入選回数100以上。驚異の入選確率を誇る塩田友美子さんには、どんな秘密があるのだろう。読めば自分も入選できる!?

厚生労働省主催の第1回令和の年金広報コンテスト自由形式部門で佳作をいただきました。

このコンテストはポスター部門、動画部門、自由形式部門の3つに分かれており、個人でも団体でも投稿可能です。

動画に関してはYouTubeに限定公開設定でアップロードすることとなっており、投稿の仕方も時代において行かれてはいけないなあ、と少し焦りを感じた次第です。

自由形式部門は、作文、和歌・俳句・川柳、写真、音楽、プレゼンテーション資料等表現方法の幅がかなり広く、どのジャンルで投稿するか迷いましたが、自分の好きな5.7.5で挑戦しました。

第一回の公募は入選作の傾向を知ることができません。

今回は年金という堅めのテーマだったので、真面目に標語のような作品を3つ作って投稿しました。

その中で入選した作品がこちら

  「年金は 君も私も 当事者だ」

「当事者」という考え方は、公募において一つのポイントになると思っています。

以前、NBCラジオ佐賀CMコピーグランプリで「がん検診に行きたくなるようなCM」というコンセプトで、審査員特別賞をいただいたことがありました。

その時の作品がこちら。

  タイトル「自分ごと」

  妻 :あなた、自分はガンにならないと思ってない?

  夫 :まあ元気だしな。

  妻 :私はどう見える?

  夫 :お前もたいがい長生きするだろ、はは。(軽く受けながす)

  妻 :ねえ、わたし見つかったの、がん。(深刻に)

  夫 :え?(驚く)

  NA:全ての人に関わることです。早期発見のために、今年も行こうがん検診。

このように普段の生活の中で、他人事のように感じていることを「自分のこと」に感じさせる言葉を投げかけると、印象深い作品に仕上がるように思います。

「本当は気づいているのにみんなが見ないふりをしていること」を改めて言葉にすると、実は新たな発見があるかもしれません。

私にもみなさんにもきっとまだまだあるはずです。

本当は自分のことなのに、誰か他の人の話のように聞いていることが。

そこを深掘りしてみると、心に響く作品が出来上がるのではないでしょうか。