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ヨルモの「小説の取扱説明書」~その3 描写文~

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作文・エッセイ
小説の取説

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第3回目のテーマは、『小説の材料』から「描写文」についてです。

「悲しい」を間接的にわからせる

描写文って何かを説明するのは難しいものです。

辞書的に説明せずにいうと、「“感じ”がわかるように書く」。

たとえば、「悲しい」と書くのは簡単ですが、それでは読者の頭に伝わるだけで、心には伝わりませんよね。

そこで、どう悲しいのかがわかるように書く。それが描写文ですね。

「目線・場・選定」ポイントは3つ

それでは、書くときのポイントを挙げましょう。

①目を働かす

情景描写などがそうですが、頭に情景を思い浮かべて、それを文に写します。これを写生文といいます。

目と言いましたが、五感で書くと言ってもいいです。

②現場に立つ

原稿を書いている今現在から、出来事が起きた過去に舞い戻って、臨場感が出るように書きましょう。過去を現在として書けばリアルになります。

③取捨選択をする

現場にあるものすべて書いてしまうと、何が重要なのかわかりません。書く必要のないものは捨て、必要なものを取り立てるように書きます。

 

次回は、小説の味がでやすい「会話文」について解説していきたいと思います。

(ヨルモ)

 

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「小説の取扱書」を執筆しているのは、ヨルモのお父さんの先代ヨルモ。