公募博士の公募授業 6時間目「創作漢字」
産経新聞社や喜多方を漢字のまちにする会が募集している「創作漢字」。みなさんはご存知ですか? 今回の公募授業では創作漢字の作り方をご紹介します。ヒルモとヨルモはどのような漢字を作るのでしょうか。
【1】創作漢字とは?
「創作漢字コンテスト(テーマ・公募)に挑戦しようと思ったけれど、そもそも創作漢字が何か分からなくて…。博士教えてください!」
「なるほど、ではクイズを出そう。何て読むか分かるかな?」
第44回 喜多方発感じる漢字あそび
テーマ「やさしい・うれしい」
いい感じの漢字賞 華らんままさん
「こんな漢字見たことないです…!」
「足が飛ぶ? スキップして、るんるんなのかな?」
「正解! 読み方は『るんるん』だよ。これ実は創作漢字で、足と飛という漢字を組み合わせ、飛び跳ねるようにうれしい様子を表しているよ。」
[創作漢字とは]
漢字のへんやつくり、今ある漢字を組み合わせて、テーマを連想させる漢字を作るあそび。
[その他の創作漢字]
第44回 喜多方発感じる漢字あそび
テーマ「やさしい・うれしい」
審査員特別賞 オータムナイトさん 読み方・トキメキ
第46回 喜多方発感じる漢字あそび
テーマ「今年をあらわす漢字」いい感じの漢字賞 華らんままさん
読み方・パワハラ
【2】読み方を決め漢字を書き出そう!
「では作ってみよう。最初に、募集テーマ『公募』に関する漢字の読み方を決めるよ。例えば『ハガキ』とか。」
「最近応募した『アート』にしよう。」
「ぼくはいつか取りたい『グランプリ』で!」
「次に、読み方を連想させることができる漢字を書き出してみよう。後で組み合わせるから、いろいろ書き出してみてね。」
[ヒルモ 読み方・アート]筆 色 絵 心 伝
[ヨルモ 読み方・グランプリ]金 嬉 一 喜 選
【3】漢字を組み合わせよう!
「今度は書き出した漢字のへんやつくりを組み合わせていこう。」
「いくつくらい組み合わせればいいですか?」
「へんやつくりを2、3個組み合わせると漢字らしくなるよ。最後に出来た漢字の意味を書いて完成だよ!」
[完成]
「読み方は『アート』。心を表すりっしんべんと絵を描くときに使う筆を使ったよ。意味は筆で心を表すこと。」
「ぼくは金メダルの金と喜びという漢字を組み合わせました。読み方は『グランプリ』で、意味は一番になり嬉しいことです。」
ヒルモもヨルモも、公募をテーマにした創作漢字が完成しました。みなさんもぜひ参考にしてみて下さいね。
参考漢字のまち喜多方
http://kanjinomachi.com/creation
第44回 喜多方発感じる漢字あそび
https://www.koubo.co.jp/result/slogan_copy/kanji/042190.html
第46回 喜多方発感じる漢字あそび
https://www.koubo.co.jp/result/slogan_copy/kanji/048199.html