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ロコモって知ってる? ロコモ絵川柳募集

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川柳・俳句・短歌・詩
ロコモって知ってる?

いま、健康寿命をおびやかすとして、『ロコモティブシンドローム』が問題となっている。ロコモとは、骨や筋肉が弱くなったり、「立つ」「歩く」など体を動かす移動機能が低下した状態のこと。『運動器症候群』とも呼ばれるこの症状は、進んでしまうと要介護や寝たきりの原因になってしまう。予防するには、移動機能を維持し、運動習慣と適切な栄養を摂ることが大切だ。

 

人生100年時代がくるとも言われる現代において、平均寿命と健康寿命の開きには注目するべきだろう。男性の平均寿命は80.21歳、女性は86.61歳。健康寿命は男性が71.19歳、女性は74.21歳。男性で約9年、女性で約13年もの差がある。

 

あなたは寝たきりの状態で10年も過ごしたいだろうか?

 

ロコモ対策は高齢者だけの問題ではない。20代や30代、さらには成長期から運動や栄養に注意していくことが肝要だ。若い人でも座りっぱなしの生活や、過度なダイエットを続けていたら要注意。

少しずつでいいので、今から生活習慣に気をつけて、骨や筋肉、関節を弱めないようにするなど、生涯にわたった対策が望まれている。元気で自由に身体が動かせる今だからこそ、日常でできることを増やしていこう。

このロコモという概念は、2007年に日本整形外科学会が提唱。以来、同学会は全国への啓発活動につとめている。その一環として、「ロコモアドバイス大賞」が始まる。第2回をむかえる今回は絵川柳を募集。

ロコモ予防の具体案や、あなたの意気込み、ロコモに関するできごとなどを、川柳とイラストでまとめてみよう。担当者いわく、「見ていて楽しい作品がいい」とのこと。楽しい内容だと、それをやってみようという気持ちが生まれるからだ。

川柳は字余り、字足らず、標語など、形式は自由。イラストは手書きのものを。アートや文学作品としての完成度より、言葉として面白いもの、役に立つ内容、目を引くイラストなどが期待されている。

ロコモについてよく知らない人は、「ロコモチャレンジ!推進協議会」のサイトを参考にしてみよう。さらに詳しい説明や、予防方法、専門医の紹介などが載っている。ただしサイトに載っていることをそのまま表現しても刺さらないだろう。自分の家でやっていること、家族が気にしていることなど、あくまで自分自身の経験や気持ちを作品に込めるように。

 

あなたの一言が、どこかの誰かをハッとさせるかもしれない。ちなみに筆者はこの記事を書いている最中、椅子に座りながら両脚を真っ直ぐ上げてキープすることに挑戦してみている。

 

 

公募情報の詳細はこちら:

https://locomo-joa.jp/news/official/locomo-advice2017.html

第2回ロコモアドバイス大賞 −手描きの「ロコモ絵川柳」を大募集!

(2018年2月28日〆切)