生誕150周年夏目漱石に出会う公募5選
今年、生誕150年を迎える夏目漱石。『吾輩は猫である』をはじめ多くの傑作を世に出しました。正岡子規・高浜虚子との交流が深く俳句も多く残しています。今回はそんな文豪の姿を追いかけて感性を研ぎ澄ませて挑む!コンテストをご紹介。
あなたの考えた“I Love You”の訳し方を募集します。
夏目漱石が“I Love You”を「月が綺麗ですね」と訳したことは有名な話。ちなみにツルネーゲフの『片恋』で「Yours(あなたのものよ)」というセリフを「死んでもいいわ」と訳したのは文豪の二葉亭四迷です。あなたの感性で“I Love You”をささやいてみましょう。
公募情報の詳細はこちら:https://www.koubo.co.jp/contest/literature/letter/029737.html
(2017年3月31日〆切)
「坊っちゃん文学賞」ショートショート ワークショップ
4月23日(日)、松山市立子規記念博物館にて第15回「坊っちゃん文学賞」に応募してもらうためのワークショップが開催されます!(先着200名、無料)。講師は松山出身のショートショート作家、田丸雅智さん。原稿用紙1~3枚、短い小説の作り方をレクチャーしてくれます。
公募情報の詳細はこちら:https://www.koubo.co.jp/contest/nonsection/event/029809.html
(2017年4月3日〆切)
猫にまつわる楽しい俳句募集 夏目漱石生誕150年記念公演にて
『吾輩は猫である』が原作、生誕150年記念公演のミュージカル『三毛子』の劇中でセリフとして読み上げられる「猫にまつわる俳句」を募集しています。三毛子は吾輩を『先生』と呼んで慕っていた隣の家の雌猫です。優秀賞・入賞作品は劇場ロビーにて掲示、公式サイトで発表されます。
公募情報の詳細はこちら:https://www.koubo.co.jp/contest/senryu/haiku/029805.html
(2017年4月21日〆切)
第15回坊っちゃん文学賞
夏目漱石の小説『坊っちゃん』の舞台、松山市が主催している新しい青春文学を発掘する文学賞。今年は正岡子規・夏目漱石生誕150年を記念し、新たに「ショートショート部門」が新設されました。作家の田丸雅智さんが審査員長を務めます。受賞作品はマガジンハウス発行「Hanako」にて掲載予定です。
公募情報の詳細はこちら:https://www.koubo.co.jp/contest/literature/novel/022820.html
(2017年6月30日〆切)
俳句フォト夏目漱石の旅 第2期
漱石の軌跡を訪ね俳句を詠んでみましょう。写真をセットにして応募してください。第1期の特選作品は上野でのショット、「天高し 窓からのぞく 塔ふたつ」の句が選ばれました。上野は小説にもよく登場する「精養軒」があり、縁が深い場所ですね。全国にある漱石の「ゆかりの地」、まずはどこから参りましょう?
公募情報の詳細はこちら:https://www.koubo.co.jp/contest/senryu/senryu/029031.html
(2017年8月31日〆切)
今年はいろいろな記念イベントが企画されています。造幣局では夏目漱石の生涯や代表作の表紙が年譜になっている特製ケースに入った「貨幣セット」を製作、3月16日から販売が開始されました。生誕150年にちなんでコンテストに挑戦してみたら入選…なんて、もしかしたらあなたの記念の年になるかもしれませんよ。