横浜野菜でカラダよろこぶスープをつくろう
横浜産の野菜を2種類以上使った、からだにいいスープコンテストが今年も開催されます。「横浜で農業」というと、意外な感じがするかもしれませんが、実は市全体の面積の約7.5%が農地。特に都筑区は農業が盛んで、横浜市18区の中でも農家数は1位(564戸)、農地面積も2位(263ha)となっており、地産地消の取り組みも進んでいます。
平成10年2月に生まれたシンボルマーク、『はま菜ちゃん』は、地元農産物・特産物に付けられ、野菜は全30品目。とくにキャベツが多く栽培されており「横浜キャベツ」として売られています。11月は横浜市の地産地消月間、この時期のものは巻が固く、煮込み料理に最適です。
そんな地元産のおいしい素材を余すとことなく使った、体にいい料理をつくろう!と、2012年からスープコンテストが始まりました。コンテストの企画・運営は、「食」と「地域」をつなぐ活動やコミュニティ紙を発行している『みんなのキッチン』(横浜市都筑区)。今年は、横浜大賞と、新たに設けられた60歳代を対象にしたロクマル大賞の2点を選びます。
スープの審査基準は、自分なりの味を出しているか、野菜自身の味を大切にしているか、などです。最終候補まで残ったら、実際にスープを作り、審査員に試食してもらいます。このコンテストは、プロの料理人にレシピをみてもらえることと、『みんなのキッチン』で実際に販売してもらう機会を得ることも魅力です。
昨年の受賞スープ
【横浜大賞】横浜野菜の白いスープ
メニューに使った横浜野菜:里芋・エリンギ・かぶ・カリフラワー
調味料は塩だけ!水や油も使わずに野菜のうまみを凝縮した一品です。HOTでもCOLDでも、どちらでも美味しくいただけるスープです。食材に里芋を使っているのが、珍しいと評価されました。
【みんなのスープ大賞】豆乳豆腐の中華風スープ仕立て
メニューに使った横浜野菜:白菜、カブ、大根
豆乳と卵で作った豆乳豆腐をスープ仕立てに仕上げた、ひと工夫ありの一品です。ひき肉をゆでた汁も使って、味に深みをだしているのも評価されました。
今年、コンビニ界では「スープ戦争」が始まった!と言われています。ローソンでは、売り上げが昨年と比べて2倍に。メニューを9種類に増やして販売しています。どんな商品が人気なのか、市場調査もしつつ、ヨコハマ産の野菜を使った「からだにいいスープ」のレシピを考えてコンテストに参加してみてください!
公募情報の詳細はこちら:https://www.koubo.co.jp/contest/nonsection/cooking/025710.html
横浜野菜を使って 体にいい野菜スープコンテスト(2016年12月14日〆切)