ぶっとんだアイデアで、大阪・関西万博に挑戦「ミライREBORNスマイ プロジェクト — 医・食・住 でミライの健康な都市生活 —」
2025年開催の大阪・関西万博で、地元・大阪が出展する「大阪ヘルスケアパビリオンNest for Reborn」。その参加団体のひとつである公益社団法人全日本不動産協会が、2050年の住まいに関するアイデアを募集しています。応募登録の締切は2023年5月10日。最優秀賞受賞者には200万円が贈られ、入賞作品の中から、パビリオンで展示を目指す映像作品として制作される予定です。
大阪万博のワクワク、REBORN!
1970年の日本万国博覧会から55年。大阪に、あのワクワクが帰ってきます。前回の注目はなんといっても「ワイヤレスフォン(携帯電話)」。あの、びっくりするほど大きな携帯電話も、当時としては画期的。リアルタイムで体験していない世代も、昔のドラマなどで見たことがあるのでは? また、「動く歩道」や「電気自動車」、「UFOキャッチャー」、「缶コーヒー」など、今では身近となったテクノロジーも、大阪万博でお披露目されました。あの感動体験は、特に子どもたちの心に残り、将来への夢や希望につながったのではないでしょうか。
「REBORN」―「人」は生まれ変われる。新たな一歩を踏み出す。
そして今回の万博。「未来社会の実験場」をコンセプトに、カーボンニュートラル、デジタル技術、次世代モビリティなどが体験できるそうです。会場内でもひときわ大きなパビリオンとなる「大阪ヘルスケアパビリオンNest for Reborn」の舞台は、2050年の大阪。パビリオンのテーマは「REBORN」。「『人』は生まれ変われる。新たな一歩を踏み出す。」という意味がこめられているそうです。
大阪ヘルスケアパビリオン外観予想図(提供:2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会)
未来都市の空間で、自分に合った食、体、心に関するREBORNを体験。来場者の健康データを基にしたヘルスケアサービスや、ミライのエンターテインメントを提案する予定とのこと。再生医療や遺伝子治療など体験ゾーンも多く、子どもたちも楽しめそうです。世界中から24時間アクセスできるバーチャルパビリオンも設置されるそうです。
大阪ヘルスケアパビリオン外観予想図(提供:2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会)
入賞作品の中から、3DCG映像などの作品にして「大阪ヘルスケアパビリオン」での展示・公開をめざします。
大阪ヘルスケアパビリオン外観予想図(提供:2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会)
ゴジラがまっさらにした土地に、新しい街をREBORN
審査委員長を務めるのは、「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」などを手がけた樋口真嗣監督。「ゴジラがまっさらにした大阪の街を、奇抜かつ革新的なアイデアで再生するイメージで、優れた、ぶっとんだアイデアを求めている」と熱いメッセージを寄せています。
もちろん、あくまでもイメージなので、それぞれの独創的なアイデアを自由に表現してほしいとのこと。立地条件などに指定もないそうです。地球以外の惑星でもOK!
【ミライREBORNスマイプロジェクト】審査委員長 樋口真嗣監督コメント】
募集は2部門あり、「建築家・デザイナーの部」の対象は、プロフェッショナルのクリエイターですが、「学生・一般の部」は応募資格不問。個人・グループも問わないので、たとえば小学生とその家族による共同作品もよいそうです。英語での応募も可能。国内外から広く、作品を募ります。
多様なライフスタイルをイメージしながら、あなたの斬新なアイデアで、新しい住まい環境を世界に発信してください。
フリーランスの図書館司書&ライター。旅が好き。地方発の公募情報は、旅ゴコロをくすぐる。
出典: https://mirairebornsumai.jp/
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