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初心者でも映画が作れる? 新居浜ショートショートムービープロジェクト【みじかい映画脚本募集】

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「面白いストーリーや設定は思いつくんだけど、作品にするのは難しい。ましてや映画作りなんて……」

映画づくりに憧れているけど、一歩踏み出す勇気が出ない。ちょっと引っ込み思案なあなたに必見の公募がこちら。愛媛県のあかがねミュージアムが開催する、「新居浜ショートショートムービープロジェクト【みじかい映画脚本募集】」です。締切は8月31日。選ばれた作品は映画化され、上映会が行われます。

 

単なる脚本募集ではなく

愛媛県新居浜市を舞台に、1~2分程度のみじかい映画をつくる。その脚本・あらすじを募集する公募です。実際に撮影するのはハードルが高いし、かといって長い脚本は書いたことがない……そんな人にも比較的取り組みやすいものになっています。

 

この公募、単なる脚本募集ではありません。選ばれた脚本を自身の手で撮影するところまでセットの、いわば体験型企画。未経験の人にも広く門戸が開かれたコンテストなんです。

 

「物語の種」を育てる

このプロジェクトは、市民たちの手でショートショートをつくる企画として始まりました。

2021年、感染症の拡大によりあかがねミュージアムも休館。もどかしい状況が続きます。そんな中でも未来につながる企画を創りたい。そういった思いでスタートしたのが「物語の種」をつくるプロジェクト。ショートショート作家の田丸雅智さんを講師に招き、オンライン上で多くの市民たちと物語を生み出しました。その成果は冊子になり、翌年には誕生した「物語の種」を演劇化する企画も行われています。

 

そして今年。演劇の次は映画、というわけです。とはいえ、冊子に載っているショートショートを脚本にするのではなく、完全なオリジナルを書いても構いません。ほかの人がつくった「物語の種」を咲かせても、自分で一からつくっても、どちらでもOK。自分と他人のアイデアを掛け算するのも手かも。

 

あなたの映画をスクリーンに

作品が選ばれ、自分の手で映画化することになっても大丈夫。ちゃんとサポートがつき、あなたの監督デビューを後押しします。

 

プロジェクトを監修しているのは、映画監督の西山将貴さん。数々の賞を受賞している、気鋭の若手映画監督です。さらに企画した山本清文さんによると、撮影時にはプロの俳優・カメラマンに協力してもらう予定とのこと。経験のない人に撮影現場を体験する機会をつくりたい、そういった思いのもとに生まれた企画なんです。

 

完成した作品は、再来年度を目途に上映。スクリーン上に自分の作った映画が映る……誰しもが一度は夢見る光景ですよね。山本さんによると、今回のプロジェクトで完成した作品を映画祭に出品することも考えているとか。また、ゆくゆくは各地で作られたみじかい映画を上映する映画祭の開催も構想中とのこと。

 

身近なところから始めてみたら、実は世界へ羽ばたいて行くチャンスだった。そんなことが起こるかもしれませんね。せっかくの機会、臆せずに挑戦してみましょう! 

 

ライター
むね

公募ガイド社の新入社員。
社会の荒波を乗りこなしていきたい。しかしカナヅチ。

出典: https://akaganemuseum.jp/%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B/8029.html

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