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カキダシフォトコン 第4回「何年経ってもずっと」結果発表

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カキダシフォトコン
結果発表

「140字の物語」でおなじみの神田澪が出すお題にそって写真を募集するという、
小説×写真の新感覚フォトコン!

お題は小説の書き出し一行目。一文から物語を自分なりに考え、その物語を予感させるような一枚を撮影してください。

神田澪が
写真からインスピレーションを受け、
140字の小説を紡いでくれる!


■選考委員/神田澪

140字の"超短編"小説制作者。作家・作詞家。著書は「真夜中のウラノメトリア」「最後は会ってさよならをしよう」「私達は、月が綺麗だねと囁き合うことさえできない」など。

結果発表
ー お 題 ー
何年経ってもずっと

最優秀賞

photo by あがりえ

STORY /勝ちダルマ奉納で有名な大阪箕面の勝尾寺。境内にはところ狭しと祈願ダルマが置かれている。毎年、花を咲かせる桜のように、「勝ち」を祈る人が尽きることはないのだろうね。

花を見上げるダルマも「またこの季節が来たなあ」としみじみ思っているかのようですね。ダルマを置いた一人一人の物語に思いを馳せます。

優秀賞

photo by りんご

STORY /先日知り合いの結婚式がありました。「笑い皺が出来るようなそんな家庭を築きたい」と誓い合っていた2人の姿がとても美しく、それでいて尊いと思いました。何年経っても幸せでありますように。

結婚式の主役はもちろん新郎新婦ですが、実は参列者側にいるからこそ、一番素敵なシーンが見えることもありますよね。そんな思いにさせてくれた一枚でした。



photo by あや

STORY /人生初の薔薇の花束をもらいました。写真を撮って、押し花にして、ポプリにして、ドライフラワーにして。エゴと分かっていても、ずっと残しておきたい。西陽がきれいに差し込むこの部屋は終の棲家にはならないだろうけど、花束を贈ってくれた夫とドライフラワーはずっとそばにいてくれますように。

部屋に吊るされた薔薇の花束は想像を掻き立てます。花束をくれた人の心の動きや花束を大切に抱えた帰り道を想像するから、受け取るのが嬉しいのかもしれませんね。

佳作

STORY /進学、就職、結婚。歳を重ねるにつれて親族での集まりは年々減っているけれど、それでも決してその回数は0にはならない。これから何年経ってもずっと、会う度に皆の変わらない元気な姿を見せてほしいなぁ。

この写真を見るだけで、賑やかな団欒の声が聞こえてくるようです。

STORY /何年経ってもずっと母は台所に立てるわけじゃない。継ごうとしてもなかなか思う味にできない煮物。美味しい煮物。将来食べさせる誰かのためにと思ったら、もう少し頑張ろうと思った。

「おふくろの味」って、レシピ通りに作っても再現できなかったりして本当に不思議です。上手く習得して、いつまでも受け継がれて欲しいですね。

STORY /あの頃の僕達はまっさらで。あの夜の花火だって、ただただ美しさしか感じななかった。何年経っても忘れない、僕たちの夏。

大人は「あの頃の花火」を思い出したりして感傷に浸りますが、子ども達にとっては今がまさに「あの頃」なんですよね。

STORY /TV番組で最近見なくなった昭和のモノ、として第1位だったサイコロカレンダー。土産でもらったモノだが、ウチではまだ現役だし、未来もずっと時を刻む。家族構成が変わっても、ずっと。

アナログだからこその味わいがありますね。何年経っても同じ場所にありますように。

STORY /故郷は都会なはずだけど、田舎に来ると懐かしい気持ちになれる。

小さいころ昔話を読みながら想像した景色が、心の故郷になっているのかもしれません。

STORY /海岸で戯れる少女。何年経ってもこの友情は変わらないという思いで写真を撮りました、

働き盛りの時期は数年に一度しか行けなかったけれど、年をとってまた二人はゆっくり海を見たくなって……なんて想像が膨らみます。

STORY /また、彼女とケンカした。そのあとは、いつもの川辺、そぞろ歩き… こっちが悪かったかな、と反省しきり。古びた渡船に仲睦まじい鳩が二羽。さぁ、どうする…

鳩と比べると、人間はとても意地っ張りな生き物に見えますね。
ー 総 評 ー

今回のテーマは「何年経ってもずっと」。未来に目を向けたテーマだったので、希望や可能性に目を向けた作品を多くいただきました。見ているだけで晴れやかな気持ちになる写真もたくさん。魅力的な作品が多くあった中でも想像の広がるユニークな作品を選ばせていただきました。




応募要項
お 題

■第5回
「どんな願いも叶うなら」

お題の書き出し一行からインスピレーションを受けた写真を応募してください。思い出の場所や未来の景色などを自由に想像して1枚におさめてください。被写体の有無は問いません。

締 切

■第5回 11/5~12/4

■第6回 12/5~12/31

応募方法

WEBまたはTwitterで応募。

※WEBの場合
● 写真
● どんなストーリーを想像して撮ったか(140文字以内)
以上、二つをセットで応募してください。

※Twitterの場合
● 公募ガイド公式アカウント「@kouboguide」をフォローしてください。
● ハッシュタグ「#カキダシフォトコン」「#どんな願いも叶うなら」をつけ、画像をツイートしてください。また、そのツイートにリプライするかたちで「どんなストーリーを想像して撮ったか」を投稿してください。

応募条件

・応募は撮影者本人に限ります。複数名での応募は不可です。
・過度に画像加工した作品(実在のものを消したり、ないものを描いたり過度に色を変えたもの)は失格とします。トリミング、自然な濃度や色味の調整などはこれに該当しません。
・人物が写り込んでいるものは、個人を特定できないものに限ります。
・作品は未発表オリジナル作品とし、採用作品の著作権は公募ガイド社に帰属。 応募者に弊社から公募に関する情報をお知らせする場合があります。

発表

■第5回
 12/15 Koubo上で発表します。

■第6回
 1/15 Koubo上で発表します。

最優秀賞(1点)
=神田澪が小説化、Amazonギフト券3000円分
優秀賞(2点)
=神田澪が小説化、Amazonギフト券1000円分
佳作(7点)
=記念品

応募先

WEB応募は上記「お題」のところに記載の「応募はこちら」から応募してください。
Twitterはご自分のアカウントからつぶやいてください。
※応募は1回につき1点とし、何点でも応募可。